第193話 ノヴェラ/青の肖像 を語る

ノヴェラ/青の肖像 1981年 発表。

「イン・ザ・ナイト~星降る夜のおとぎ話」に続いて発表されたのは、儚くも美しいひとときの幻、「青の肖像」。

ほんの一瞬、私の前を通り過ぎた。

儚く消え行く幻想…

あれは現実だったのか?

夢に違いない。

美しきひととき…

青の肖像

ノヴェラがユーロピアン・ロックの世界を表現した幻想組曲で、ミニ・アルバムとして発表された。

ノヴェラの美意識が結晶化した音楽で、優れた芸術作品である。

B面は対照的にワイルドなハード・ロックで面白い。

〈青の肖像〉

side A

1)青の肖像(パート1)

美しいシンセサイザーに導かれ、ギターの妖しげな音が床を這う。

昨日までの君~

五十嵐久勝の耽美な歌声は、消え去りし貴女の幻影を思い浮かべる。

その旋律、和音は私を不安にし、魅了する。

束の間の夢を見る…

そう夢に違いない。背後をたゆたうシンセサイザーの音色が、それを物語る。

平山照継の詩は、この儚い夢を紡ぎ、私を幻惑する。

束の間の甘さに酔う…

ティンパニが打ち鳴らされ、扉が開かれる!

希望の翼を広げて平山照継のギターは大空を舞う!その大空にはメロトロンの虹がかかっている!

ああっ、何てこと!

ノヴェラの描き出した世界に心を奪われ、もはや為すすべもない。

人は皆、愛を求め…

讃美の歌声は重なり、大いなる愛を育む。

天使の吹きならすラッパは、愛の勝利を宣言する!

2)青の肖像(パート2)

その余韻の中から、ひとつのメロディーが生まれ出る。

それは何度も繰り返し、語りかける。

奏でる楽器は姿を変え、表情を変えて行く。

和音の連なりは平山照継の化身であり、神話への鍵である。

曲は次第に荘厳な姿を現す。平山照継のギターはその音色で全てを語り、永川敏郎のシンセサイザーは伝説を具現化する!

そして湧き出でるメロトロンは、音楽を聞く私たち全ての夢を背負い、高らかに飛翔する!

ああっ、何てこと!

ノヴェラの描き出した世界に心を奪われ、もはや為すすべもない!

クライマックスは、かのPFMの神曲「River Of Life」の姿と重なり、圧倒的な世界となって爆発する!

錯乱したピアノが打ち鳴らされ、夢は崩壊する!

跡に残ったものは夢の亡霊…

side B

3)メタマティック・レディ・ダンス

ハードなギター・ソロに続いてリフ!これはカッコいいぞ!五十嵐氏の歌もいい!

しかしサビでちょっとズッコケる!

ダンス ダンス プリーズ ダンス(Oh No No No)

これはひっくり返った!タイトル通りダンス・ロックだった!

4)ナイトメア

イントロから永川氏のシンセサイザーが唸りを上げる!カッコいいぞ!どうやらこちらは正統派ロックの様だ。

ノヴェラらしいアレンジで楽しめる曲で、ラストの五十嵐氏のLa La La…のハイトーンが素晴らしい!

ライヴ向けのナンバーです。

CDで聞くと「青の肖像」の儚い余韻は、続くハード・ロックで粉々に砕かれる。

そして次の「パラダイス・ロスト」に「青の肖像 パート3」が収録されているが、あまり関連性がない。

〈NOVELA〉

五十嵐久勝:ヴォイス

平山照継:ギター

山根基嗣:ギター

高橋よしろう:ベース、ヴォイス

永川敏郎:キーボード

秋田鋭次郎:ドラム

NOVELA / Requiem を語る。

青の肖像 [ ノヴェラ ]

価格:1,100円
(2021/1/6 00:40時点)
感想(1件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★ノヴェラの他の記事はこちら

★シェラザードの他の記事はこちら

★平山照継の他の記事はこちら

ジェラルドの記事はこちら

日本のプログレの記事はこちら

★トップ・ページ、全記事はこちら

【n694】送料無料 超お得 1280円 大粒クロスsvネックレス ゴールドcolor十字架 クリア ジュエリー メンズアクセサリー メンズ ネックレス ペンダント ゴールド アクセサリー プレゼント ギフト 新作 春 夏 春服 夏服 春夏 ファッション アクセONE 男性用 おしゃれ

価格:1,408円
(2020/6/10 01:42時点)
感想(19件)

3d アートプリント ファンタジーと英国文化 額入りアート インテリア 壁掛け 絵 ロマンティック 天使雑貨 エンジェル イギリス 英国雑貨 アセンション【アン ストークス】 Anne Stokes

価格:2,750円
(2020/6/10 14:07時点)

第192話 キング・クリムゾン/ポセイドンのめざめ を語る

キング・クリムゾン/ポセイドンのめざめ 1970年 発表。

全世界に衝撃を与えたデビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」!しかし宮殿はたちまち崩壊!だがロバート・フリップは海神ポセイドンの意思によってキング・クリムゾンを再びめざめさせた!

デビューアルバムの大成功も束の間、イアン・マクドナルド、グレッグ・レイク、マイケル・ジャイルズが脱退してしまった。

困ったロバート・フリップ。

それでも何とか手を尽くしてこの名盤「ポセイドンのめざめ」を作り上げた。凄いぞ!

邦題の「ポセイドンのめざめ」は誤訳で、「ポセイドンの跡を追って」とか「ポセイドンに続いて」が正しいとか言われている。

しかし邦題とは原題の直訳ではない。「太陽と戦慄」、「暗黒の世界」を誤訳だと言うヤツはいない。

もしも、あなたがレコード会社の担当だったら「ポセイドンの跡を追って」などというタイトルをつけるだろうか?

ポセイドンの航跡を追う事によって、ポセイドンの意思が再び“めざめた”と解釈するべきである!

この「ポセイドンのめざめ」は海神ポセイドンのめざめた意思がロバート・フリップに作らせたアルバムなのだ!

前作の作風を踏襲しながらも、キース・ティペット、メル・コリンズの参加によって、キング・クリムゾンの音楽は芸術度を上げ、さらに前進している。

〈In The Wake Of Poseidon〉

side A

1)Peace:A Beginning/平和/序章

遠い彼方からグレッグ・レイクの歌声が聞こえてくる。そして徐々に近づきリヴァーブが消える。

心をさわる美しいメロディーだ。

2)Pictures Of A City/冷たい街の情景

「スキツォイド・マン」の作風に近い曲で、圧倒的なジャズ・ロックが炸裂する!あまりにハイレベルでコピーする勇気が出ない。

しかし中間部で静寂が訪れる。妖しげな雰囲気が漂う。この感じは「太陽と戦慄」以降のあの感じを思わせる!さすがフリップ御大、青写真はすでに出来ていたのか!

やはり名曲だ!

3)Cadence & Cascade/ケイデンスとカスケイド

ゴードン・ハスケルが歌う美しいフォーク・ミュージック。「風に語りて」に並ぶ名曲。

メル・コリンズのフルート、キース・ティペットのピアノがまた美しい!

4)In The Wake Of Poseidon/ポセイドンのめざめ

荘厳なメロトロンが湧き上がり幕は開く!グレッグ・レイクの歌声は哀愁に満ちている。

美しいメロディーだ。

日本人の私には歌詞が直接飛び込んで来ない。実際この歌詞はややこしい。聴覚上の美しさだけで十分だ。

個人的には「エピタフ」よりいい曲だと思う。

side B

5)Peace:A Theme/平和/テーマ

美しいアコースティック・ギターが心を癒す。本当に美しい。

6)Cat Food/キャット・フード

キース・ティペットのピアノが炸裂!変態的なシングル曲だ!売る気があるのか!?

キャッチーな気がしないでもないが。

次の「リザード」、「アイランズ」に向かう作風として極めて重要な名曲だ!

7)The Devil’s Triangle/デヴィルズ・トライアングル(part Ⅰ)

メロトロンが妖しく忍び寄る。

デヴィルズ・トライアングルが眼前に広がる!

8)The Devil’s Triangle/デヴィルズ・トライアングル(partⅡ)

まさにメロトロンの洪水!どんどんヤバくなって行く!これはライヴで聞きたいな!カッコいいぞ!

「船乗りの話」の原形の様なエネルギーを感じる。

ゼンマイ(?)を巻く音。

9)The Devil’s Triangle/デヴィルズ・トライアングル(partⅢ)

テンポが上がって前衛的空間に突入!これも「太陽と戦慄」を感じさせる部分がある!

破壊された「宮殿」など、もはや必要ない!これこそが「ポセイドン」の意思!

「ポセイドンのめざめ」である!

10)Peace:An End/平和/終章

グレッグ・レイクの癒しの歌声。

メロディーはさらに進む。この郷愁感、心の深い所まで届き命は涙を流す。

母なる生命の源にいだかれ、安らかな眠りにつきたい。

海底に沈んだ戦艦大和から脱皮した宇宙戦艦ヤマトの如く、キング・クリムゾンは新たな未来へと飛び立った!

〈KING CRIMSON〉

Robert Fripp:Guitar, Mellotron, &Devices

Peter Sinfield:Words

〈guest〉

Greg Lake:Vocals

Michael Giles:Drums

Peter Giles:Bass

Keith Tippett:Piano

Mel Collins:Saxes & Flute

Gordon Haskell:Vocal

そしてグレッグ・レイク、ゴードン・ハスケル、キース・ティペットのご冥福をお祈り致します。

KING CRIMSON/In The Wake Of Poseidon を語る。

【中古】 ポセイドンのめざめ~40周年記念エディション(DVD-Audio+HQCD) /キング・クリムゾン 【中古】afb

価格:2,618円
(2021/1/4 21:12時点)
感想(0件)

KING CRIMSON’S MUSIC、HISTORY & CONNECTION キング・クリムゾンと変革の時代 A Guide Book for Progressive Rock [ ストレンジ・デイズ ]

価格:2,970円
(2020/6/4 09:20時点)
感想(1件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★キング・クリムゾンの他の記事はこちら

ジョン・ウェットンの記事はこちら

★ブリティッシュ・ロックの他の記事はこちら

イタリアン・ロックの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

ブリティッシュプログレッシヴロック100/岩本晃市郎【合計3000円以上で送料無料】

価格:2,530円
(2020/6/8 19:29時点)
感想(0件)

Mellotron M4000D mini Digital Mellotron【今ならSound Card 02 & Mellotron T-シャツ プレゼント】 【送料無料】

価格:269,800円
(2020/5/7 23:00時点)
感想(0件)

第191話 プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ/甦る世界 を語る

PFM / 甦る世界 1974年 発表。

マンティコア・レーベルより世界デビューしたPFM ! 衝撃の「幻の映像」に続くアルバムは再び我々に感動を与えた!

「幻の映像」は本当に素晴らしいアルバムだった!ニュートロルスやオパス・アヴァントラの様なクラシックを露骨に導入した派手な音楽ではなく、英国で誕生したプログレをベースに、イタリア独自の香りを放つ味わい深い作品だった。

この「甦る世界」も同様で、正統派イタリアン・プログレッシヴ・ロックを圧倒的完成度で聞かせてくれる。

後にイタリア本国のファンのためにイタリア語バージョンを発表しているが、個人的にはオリジナル英語バージョンのが好きです。何故か「幻の映像」と「甦る世界」は英語のが素晴らしい。

本作よりベースがパトリック・ジバスに変わっている。

〈THE WORLD BECAME THE WORLD〉

side A

1)The Mountain

荘厳な混声合唱団が登場。さらに上を目指す意欲が感じられるオープニングだ。

そして激しく掻き鳴らされるギター・リフ!これはカッコいい!どんなハード・ロック・バンドも思い付かなかったリフだ!さすが。

そしてフランコ・ムッシーダのハードなヴォーカルが炸裂!こんな歌い方も出来る人だったのか!危ない雰囲気が充満している。

一変して、たおやかで優雅な曲調に。そしてアルペジオに導かれ美しいメロトロンが湧き上がり、伝説の空間が広がる!

ファンタジー・ワールドからスリリングなアンサンブルに突入!まさにプログレ!

突如カット!混声合唱団が再登場!も束の間、激しいリフ、ハードなヴォーカルが吼える!

詩の中に“O-Yam-Tsu-Mi”という古代日本の山々の神が出てくるが、調べたら「大山津見」という神らしい。知らなかった。

混声合唱団が最終章を宣言して、アルペジオ、ギター、「ジェネシス」を思わせる優雅で幻想的な空間が広がる!まるで夢の世界!

何と言うドラマチックな展開!圧倒的な音楽だ!

2)Just Look Away

優しいフォーク・ミュージック。心が癒やされる。美しい。

ピーター・シンフィールドは色々とひねりの効いた詩を書いているが、音楽から受ける印象は、公園での安らかな昼下がり、思い思いに行き交う人たち、それだけでいい。

最後のリコーダーのメロディー、メロトロンが感動的です。

3)The World Became The World

〈甦る世界〉

1st収録の「九月の印象」のリメイク。新タイトル通り、荘厳なアレンジで甦っている。これは感動的だ!

シンフィールドの英詩はオリジナルに負けず素晴らしい!

サビのテーマ・メロディーは説得力を増し、圧倒的なサウンドで襲いかかる!

オリジナルよりはコンパクトにまとまっているが、素晴らしい仕上がりだ!

side B

4)Four Holes in the Ground

PFMの圧倒的な技術が集結した、怪物の様な名曲!

ヴァイオリンから始まるメロディーはやはりイタリア民謡を感じる。そしてスリリングなアンサンブルに発展して行く。もう凄い!

そして圧倒的で複雑で難解で強力なメロディーのユニゾン!これが凄い!

静かになってメロトロンをバックにフラヴィオ・プレモーリのヴォーカル、桃源郷にいる様な甘美な空間が広がる!

そして急にお祭り音楽に変身!ノリノリ!

再びイントロのメロディー!

そして続くのは先程の圧倒的で、複雑で、難解で、強力なメロディーのユニゾン!これを繰り返しどんどん速くなって行く!何と言うハイレベルで凄まじいアンサンブル!

これは凄すぎでしょう!信じられない!

バシッと終わって、イントロのメロディーが余韻の様にうろつく。

5)Is My Face on Straight

これまた不思議な曲。シンフィールドの真骨頂の様な変な詩を表現しているのだろうか?

複雑でスリリングなリズム、キャッチーなのか変なのかわからないメロディー、しかし一切の手抜き無しの真剣勝負の曲。前作の「Mr. 9 Till 5」の後継曲なのか?

聞くほどに引き込まれて行く魅力がある。

実は名曲だった。

6)Have Your Cake and Beat it

パトリック・ジバスのベース・ソロから始まるジャズ・テイストのインスト。ギターのカッティングが入ると変拍子で凄いリズムに!マウロ・パガーニのヴァイオリンも荒れ狂う!

スローダウンしてエレピのジャジーなソロ。

再びカッティング。そしてパガーニのフルートが荒れ狂う!

最後はシンフォニックで雄大でスローな、包み込む様な、暖かいコード進行。

そしてゆっくりと消えて行く。

これも聞くほどに引き込まれて行く魅力がある。

数年前にデビュー40周年記念コンサートが、東京ドームシティホールで行われた。「幻の映像」と「甦る世界」が完全再現されて大いなる感動に包まれた。

このコンサートでしか聞けないレアな曲が聞けて感激でした!

こんな事はもう二度と無いと思うと淋しい。

〈PREMIATA FORNERIA MARCONI〉

Franz Di Cioccio:Drums, Percussion, Vocals

Ian Patrick Djivas:Bass Guitar, Vocals

Franco Mussida:Guitars, Vocals

Mauro Pagani:Woodwind, Violin, Vocals

Flavio Premoli:Keyboads, Vocals

PFM / The World Became The World を語る。

【中古】 甦る世界 /PFM 【中古】afb

価格:1,078円
(2020/12/30 23:22時点)
感想(0件)

イタリア製 陶器 壁掛け Lサイズ 翡翠玉 【GIADA】ジャーダ ベネチア 仮面 アイボリー ゴールド ベージュ 金 アンティーク調 イタリー ハロウィン クリスマス マスク bce-01l

価格:6,160円
(2020/6/7 10:51時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

PFMの他の記事はこちら

ニュー・トロルスの記事はこちら

バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソの記事はこちら

★イタリアン・ロックの他の記事はこちら

ブリティッシュ・ロックの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

Mellotron M4000D mini Digital Mellotron【今ならSound Card 02 & Mellotron T-シャツ プレゼント】 【送料無料】

価格:269,800円
(2020/5/7 23:00時点)
感想(0件)

イタリー製 マスケラ 仮面 【ERBA】ブルー ゴールド 【fiore】花柄 青 本場 ヨーロッパ ヴェネチアンカーニバルマスク ハロウィン コスプレ bce-27bl-g

価格:8,580円
(2020/6/12 23:00時点)
感想(0件)

第190話 アンセム/ハンティング・タイム を語る

アンセム/ハンティング・タイム 1989年 発表。

森川之雄が加入して制作された傑作アルバム「ジプシー・ウェイズ」。続く作品は更なる勢いを感じる強力なモノになった!

いや、「ジプシー・ウェイズ」は凄いアルバムだった!坂本英三の「バウンド・トゥ・ブレイク」もよかったが、何と言っても森川之雄である!日本最強のヴォーカルでしょう!

このアルバムはタイトル曲をはじめ、全体的に勢いが凄い!またひとつ階段を上がった印象だ。

森川はさらにキーが上がった感じで、C#の高音域を伸ばしまくっている!その声が発するエネルギーは強力無比!圧倒的な感動に襲われる!

あえて「Are You Ready」を削ったアルバムの統一感も素晴らしく、シリアスな正統派へヴィ・メタルとなった!

時代を越えて愛される名盤である!

〈HUNTING TIME〉

1)The Juggler

シンセ系ベースに導かれ、勢いよく曲が始まる!「Bound To Break」から始まったF #mのキー。これ以降アンセムを代表するキーとなった!

カッコいいリフに続いてアグレッシブな森川のヴォーカルが炸裂、いかにもロックらしいメロディーがカッコいい!そしてC#を力強く伸ばす!堂々とした歌唱だ!

No more lies !

そしてキャッチーなサビ!これこそ「アンセム」!

You are just a Juggler !

このC#のキメも圧倒的!まさに王者の貫禄!

このオープニング・ナンバーによってこのアルバムの勝負は決まった!

2)Hunting Time

引き続きF#mで、「アンセム」「森川之雄」を代表する歴史的名曲!

このカッコ良さ、美しさ、力強さ、劇的さ、雄々しさ、そしてエモーション!へヴィ・メタルの歴史に奇跡が起きたのだ!

間違いなく、全ての正統派へヴィ・メタル・ナンバーの頂点に位置する曲だと言える!

ちなみに個人的な意見として、他の頂点曲はジューダスの「Painkiller」、メイデンの「Aces High」、クイーンズライクの「Queen Of The Reich」、サンクチュアリの「Battle Angel」、その他です。

ドラマチックで泣きのイントロは突如強烈なリズムを撃ち鳴らす!

ジャジャジャジャッ!ジャッ!ジャッジャジャジャジャ!

もう興奮のるつぼ!そして疾走!このコード進行の哀愁はどうだ?!一人の男の決死の覚悟を感じる!

満たされた時代に…

気持ちを圧し殺し、静かに歌い始めるが、直ぐに感情は爆発する!

誰もが、自分を隠した!

この激情!もう森川之雄の独壇場である!我々は何と素晴らしいヴォーカリストに出会えたのだろう!

Hunting Time !

この美しき男のドラマ、哀愁、命をかけた戦い、全てが感動的!

Don’t be afraid !

この中間部も神々しいエネルギーを放っていて素晴らしい!続く福田のギター・ソロもこの曲の魂、真髄を表していてカッコ良すぎる!

再び姿を現した森川は、さらに激情を炸裂させてC#をシャウトする!もう圧巻である!そして、

Hunting Time !

Oh~Oh~!!! Woh!!!

ラストのC#で命の限りの咆哮を炸裂させる森川之雄!もう号泣モノである!

アンセムは何と偉大な曲をこの世に出現させたのだろうか!

3)Evil Touch

2バスに導かれて勢いよく始まる!メロディーがキャッチーだ!本当にアンセムらしい魅力に溢れている!全体に漲る哀愁と緊迫感が素晴らしい!

Evil Touch !

ギター・ソロの後の、

苦悩と引き換えに

のフレーズがまた妖しくていい!

本当にいい曲を作る!

4)Tears For The Lovers

アースシェイカー路線のバラード。一応ラヴソングだろう。

しかし手に汗握るバラードだ。アンセムはラヴバラードであろうと全力である。

5)Sleepless Night

福田洋也の曲。ハイスピードのシャッフルのリズム。難しそう。

サビのメロディーが複雑で歌いにくそう。

それでも平気でカッコよく歌う男。

6)Jail Break(Goin’ For Broke)

正統派ハード・ロック・ナンバー。伝統的なメロディーがカッコいい!

Bメロの明るく広がる感じが気持ちいい!

Goin’ for a jail break !

ありふれたフレーズだが、文句無しにカッコいいサビだ!続く、

檻の中で…

のパートがドラマチックだ!

7)Let Your Heart Beat

頭の壮大なティンパニ風の音がシン・リジィの某曲を思わせる。

この曲はバラードなのかな?とても美しいメロディーに酔いしれる。シティ・ポップ?

Blinded believer !

このメロディーがシンプルながら感動的です!そしてサビの、

Oh~Oh~Oh~

このメロディーも本当に感動的です!

柴田先生のセンスは凄い!

8)Bottle Bottom

福田洋也の曲。柴田先生の曲と間違える程に圧倒的な完成度を誇る名曲!

ギター・ソロに入る前の幻想的なメロディーが印象的!センスがいい!

陽も昇らぬ~

のヤバい雰囲気がまたいい味を出している!

ラストを飾るにふさわしいメタル・ナンバー!

アンセムの進撃は続く!ノリにノッている!このまま歴史を更新していって下さい!

正統派へヴィ・メタル・ナンバーの頂点曲の続き。ジューダスの「背徳の掟」A面全部、ディオの「The Last In Line」、ヴィシャス・ルーマーズの「Digital Dictator」、アクセプトの「Balls To The Wall」、その他。

レインボー、MSG等はハード・ロックとみなす。ハロウィンはメロスピ。

〈ANTHEM〉

柴田直人:Bass

森川之雄:Vocals

福田洋也:Guitars

大内貴雅:Drums

ANTHEM/Hunting Timeを語る。

ハンティング・タイム [ アンセム ]

価格:1,430円
(2020/12/26 16:24時点)
感想(0件)

柴田直人自伝 (BURRN!叢書) [ 柴田直人 ]

価格:2,037円
(2020/7/5 09:55時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

アンセムの他の記事はこちら

ラウドネスの記事はこちら

レインボーの記事はこちら

★へヴィ・メタルの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

『GYPSY WAYS』 『HUNTING TIME』完全再現 30th Anniversary Live【Blu-ray】 [ ANTHEM ]

価格:6,600円
(2020/6/11 23:59時点)
感想(2件)

第189話 キャメル/ファースト・アルバム を語る

キャメル/ファースト・アルバム 1973年 発表。

アンドリュー・ラティマーの「THE BREW」にピーター・バーデンスが合流。ブリティッシュ・ロックを代表するバンド、「CAMEL」が誕生した!

ブリティッシュ・ロックの巨匠

〈CAMEL〉

今もなお、我々にあの美しい音楽を、夢を届けてくれるアンドリュー・ラティマー。

キャメルを続けてくれた事に感謝するばかりである。

キャメルのファースト・アルバムは脚光を浴びる事は少ないが、見事な完成度を誇る名盤である。

アンドリュー・ラティマーの圧倒的な泣きのギター、ピーター・バーデンスの華麗なキーボード、アンディ・ワードのスリリングで巧みなドラム、ダグ・ファーガソンの流麗なベース・ライン、その全てが私を魅了して止まない!

活動を続けるにつれ、この黄金のメンバーから一人、また一人といなくなって行ったのは悲しい。そして音楽性も変化して行った。

この「ファースト・アルバム」には「キャメル」の魅力の核が、余す事なく詰め込まれている!

さあ、貴方ももう一度このアルバムを聞きましょう!

〈CAMEL〉

side A

1)Slow Yourself Down

気だるい雰囲気から始まるが、アンドリュー・ラティマーが歌うメロディーはキャメルそのもの。アンディ・ワードのドラムはジャズの様に巧みにリズムを操る!

ピーター・バーデンスのオルガンが深遠なテーマ・メロディーを奏で、ダグ・ファーガソンのベースが弾む様に舞う!

テンポアップしてアンドリュー・ラティマーのギターがブライトな音色で叫びを上げ、ピーター・バーデンスのオルガンが荒れ狂う!

メロディアスなスキャットが曲を盛り上げ、テーマ・メロディーが盛大に奏でられて爆発的に終了する!

一瞬たりとも気が抜けない圧倒的名曲!

2)Mystic Queen

キャメルの音楽性を代表する叙情的なナンバー。美しいアルペジオから始まり、ダグ・ファーガソンの美しい声が静かに物語を歌う。

続いてオルガンが歌うと、それにギターが寄り添う。アコギのストロークも美しい。

ギターは美しいメロディーを大切に、叙情的に奏でる。

再びダグ・ファーガソンの儚げで美しい歌声。

ギターがヴァイオリン奏法で囁き、神秘の女王は私の前から去って行く。

まさにキャメルの真骨頂、美の結晶である!

★YouTube/Mystic Queenはこちら

3)Six Ate

ジャズ・テイストの軽妙なインスト。小気味良いリズムに緩やかなメロディーが乗る。

スリリングなリズムに、自由に歌うギター。

曲は少しずつ盛り上がって行く。

キャメルのもうひとつの魅力を伝えている。

4)Separation

幾分ハードなナンバー。アンドリューのヴォーカルはやはり独特。

ギターもハードにドライブする!

サビはスローダウンして叙情的に。

3連のクラシカル・フレーズに導かれ、曲はテンポアップ!ハードなギターがプレイされる中、曲はフェードアウト、あっと言う間に終わる。

side B

5)Never Let Go

キャメルの代表曲のひとつ。イントロの美しいアルペジオはもう伝説!するとメロトロンが湧き上がる!メロトロン・ファンの皆さん、このオリジナル・バージョンを聞き逃さないように!

ピーター・バーデンスが高らかに、この名曲を歌い上げる!素晴らしい歌声だ!

そしてメロトロン・フルートが舞い踊る!この様なソロは他ではまず聞けない!続いてメロトロン・ストリングスが王者の貫禄で登場!その場を支配する!

再びサビが高らかに歌われ、アンドリュー・ラティマーのギターが英雄の如く、満を持して登場!空を翔る意思、

Never Let Go !

ブリティッシュ・ロックの歴史的名曲!

★YouTube/ Never Let Goはこちら

6)Curiosity

ベース・ラインが曲を導く。美しくデリケートな曲で、ダグ・ファーガソンの歌声が素晴らしい!

ガラス細工の様な繊細なアンサンブルはイタリアのPFMにも通ずるモノがある。

しかしオルガン・ソロがキャメル以外の何者でもない事を訴えている。

この芸術性、聞く程に引き込まれて行く素晴らしい音楽だ。

隠れた名曲とはこの曲の事でしょう!

7)Arubaluba

キャメルの持ち味を存分に詰め込んだインスト。

ギター、ドラム、キーボード、ベース、全ての楽器の魅力を楽しみ尽くそう!

とにかくのめり込んで聞いて下さい!

これ程素晴らしいアルバムを発表したキャメルは、この後歴史的名盤を発表、本領を発揮する!凄いな!

〈CAMEL〉

Andrew Latimer:Guitars, Vocals

Peter Bardens:Organ, Piano, Mellotron, VCS3 Synthesiser, Vocal

Andy Ward:Drums

Doug Ferguson:Bass, Vocals

そしてピーター・バーデンスのご冥福をお祈り致します。

CAMEL を語る。

キャメル・ファースト・アルバム 2 [ キャメル ]

価格:1,603円
(2020/12/23 22:01時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

キャメルの他の記事はこちら

スティーヴ・ハケットの記事はこちら

ピンク・フロイドの記事はこちら

★ブリティッシュ・ロックの他の記事はこちら

イタリアン・ロックの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

ブリティッシュプログレッシヴロック100/岩本晃市郎【合計3000円以上で送料無料】

価格:2,530円
(2020/6/8 19:29時点)
感想(0件)

第188話 イル・バレット・ディ・ブロンゾ/YS を語る

イル・バレット・ディ・ブロンゾ/YS 1972年 発表。

イタリアのハード・ロック・バンド、「il Balletto di Bronzo」に天才的キーボーディスト「ジャンニ・レオーニ」が加入!恐るべきプログレッシヴ・ロック・バンドに進化した!

イタリアン・プログレッシヴ・ロックは本当に凄い!イギリスで生まれた音楽を吸収して、イタリア独自の、ほとんど奇形と言えるレベルまでの進化と変異を遂げている!

オパス・アヴァントラにしてもそうだが、イタリアン・プログレッシヴ・ロックはもう、行き着く所まで行ってしまった音楽だ。まさに音楽の歴史のひとつの頂点と言える。

そして天才的キーボーディスト「ジャンニ・レオーニ」が加入した、

〈il Balletto di Bronzo〉

そのアルバム「YS」(イース)。もはや畏敬の念をもって語らねばならない。

それはクラシカルとか単純な言葉では表現出来ない。無調音楽、12音階技法と言う説明も出来るが、もっと遥か彼方の音楽である。

かといって難解で取っつきにくい音楽ではなく、聞いた者を一発でぶっ飛ばす魅力に溢れている!

変幻自在のキーボード、オルガン、シンセ、ピアノ、メロトロン、チェンバロ、強力で変拍子なリズム、ハードなギター、ジャンニ・レオーニのハイトーン・ヴォーカルが暗黒の世界を紡ぎ出す!

イタリアの脅威、この異世界に我々はなすすべもない!

〈YS〉

facciata A

1)Introduzione

妖しげな女性スキャット。そのメロディーの不気味さ!いきなりぶっ飛んでいる!どこへ連れていかれるのか?

そしてオルガン。もう異世界!ここが「イース」なのか!

La voce narro~

そしてジャンニのヴォーカルが私に死を宣告する!(イメージ)

変拍子のリズムにシンセが唸りを上げる!

ハードなギターに続いて、暗黒の異世界の迷宮に入り込んだか?オルガン、ピアノ、ギター、ドラム、ベース!全てが尋常じゃあない!凄まじいアンサンブルだ!

そして幽幻なメロトロンが湧き上がり、広がる!ジャンニは呪いの様に歌い続ける!

信じられない世界に連れてこられた!

2)Primo Incontro

バス・ドラムに導かれ、第1の遭遇。重っ苦しい雰囲気で曲は進む。

ここが地獄でなければ何処だと言うのだ!

Lui ando oltre i monti~

ジャンニの歌うメロディー、女性スキャットはひたすら不気味で死界そのもの。

ハードなギター、チェンバロ、オルガン、ドラムは荒れ狂う!

facciata B

3)Secondo Incontro

ジャンニ・レオーニのハイトーン・ヴォーカルに導かれ、第2の遭遇。激しいイントロの後、メロトロンをバックに美しいメロディーをジャンニは歌う。

しかし超へヴィー級のクリムゾン風サウンドが襲いかかる!ブラス・メロトロンが凄い!

ベースがジャズへと導くが、奇怪なコーラスも登場。

不気味なロック・オペラの様な場面が広がる!

4)Terzo Incontro

畳み掛ける様なアンサンブルに導かれ、第3の遭遇。バンコを思わせる部分もある。

比較的普通のハード・ロックのヴォーカルが出てきた。すると、

重っ苦しくスローで不気味な世界が現れる!ありとあらゆる呪われたモノが聞こえる。不気味なスキャット、女性の泣き声、やはりここは地獄じゃあないか?!

5)Epilogo

再び畳み掛ける様なアンサンブルに導かれ、エピローグ。暗黒のアンサンブルは続く。

そして不気味な島「イース」の出口へ。

イントロの不気味な女性スキャットが逆回転で、お見送りしてくれる。

さんざん「不気味」を連発して、聞く気がなくなった方もいるかもしれないが、とにかくカッコいい!歴史的名盤です!

CD等では「YS」は「イプシロン・エッセ」と表記されていますが、「イース」が正しい事が判明しています。

また、デモの段階では英語でも録音されているが、結果的にイタリア語になった。イタリア語にしてくれてよかった。

そして来日公演で見たジャンニ・レオーニは若かった!凄い!新曲もカッコよかった!

〈il Balletto di Bronzo〉

Vito Manzari:Basso

Bianchi Stringa:Batteria

Lino Ajello:Chitarra

Gianni Leone:Voce, Organo, Piano, Mellotron, Moog, Spinetta, Celeste

il Balletto di Bronzo / YS を語る。

【中古】 YS(イプシロン・エッセ)+2 /イル・バレット・ディ・ブロンゾ 【中古】afb

価格:1,078円
(2020/12/22 21:12時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★イタリアン・ロックの記事はこちら

★ブリティッシュ・ロックの記事はこちら

★日本のプログレの記事はこちら

★全アーティスト、トップ・ページはこちら

イタリー製 マスケラ 仮面 【ERBA】ブルー ゴールド 【fiore】花柄 青 本場 ヨーロッパ ヴェネチアンカーニバルマスク ハロウィン コスプレ bce-27bl-g

価格:8,580円
(2020/6/12 23:00時点)
感想(0件)

イタリア製 陶器 壁掛け Lサイズ 翡翠玉 【GIADA】ジャーダ ベネチア 仮面 アイボリー ゴールド ベージュ 金 アンティーク調 イタリー ハロウィン クリスマス マスク bce-01l

価格:6,160円
(2020/6/7 10:51時点)
感想(0件)

第187話 GOLDBRICK/The Boundary を語る

GOLDBRICK/The Boundary 2018年 発表。

長き沈黙を破って我々の前に再び姿を現した日本の至宝、梶山 章!その新作はGOLDBRICK名義となった!

日本を代表するギタリストといえば高崎 晃に決まっているが、忘れてはいけない巨匠がいる。

〈梶山 章〉

リッチー・ブラックモアの影響下にあるものの、独自のセンスで華麗なプレイを聞かせてくれる天才的ギタリストである。

そのキャリアの頂点となったのはやはりジョー・リン・ターナーとの共演であろう。あれは本当に素晴らしかった。

ジョーのソロ・アルバムに参加する形から、逆に梶山自身のソロ・アルバムにジョーに参加してもらう形もとっており、日本のギタリストのソロ・アルバムとして最高の作品を残している!

そんな梶山だが、バセドウ病によりギターが弾けない状態になり、活動が出来ないでいた。引退も考えた。

しかし病気を克服して復活、新しいヴォーカルを発掘して、GOLDBRICK名義での登場となった!

素晴らしい作品である!レインボー、ディープ・バープル影響下の良質な楽曲ばかりだ!

そして新しいヴォーカルの藤井重樹の力量は凄いぞ!ハイトーン・ヴォーカルにありがちな、細くカン高い声ではなく、しっかりとした声で歌い上げている!日本にもまだまだ才能のある男がいるのだ!

このアルバムにはジョー・リン・ターナーとの作品がリメイクして収録されている。

いくら藤井でもジョーの曲を歌ったら聞き劣りするだろうと思っていたが、何度も聞くうちに独自の魅力を感じる様になった!さすがだ!

梶山のギターの素晴らしさはもう、本当にあらゆる賛嘆の言葉を並べるしかない!美しいメロディー、生命を宿した表現力、正確さ等超一流である!

さらに今回はその音色が過去最高に美しい!もう官能的である!

伝説となったアルバム発売記念ライヴを目黒鹿鳴館に見に行った。梶山ほどの天才的ミュージシャンであっても、この様な小さな会場でプレイするしかない現実に愕然とした!世の中一体どうなっているんだ!音楽業界は難しい!

ひとつだけ弱点を指摘しておくと、ギターの音色が実際のライヴではトレブルがキツすぎてキンキンで、細い音に聞こえる。ミキサーのせいだ!

それでもこれ程の素晴らしい作品を発表してくれた事に感謝します!

〈THE BOUNDARY〉

1)Cast In The Air

強烈なイントロで始まるのは プレシャス時代のシングル曲「Crazy For Your Love」のリメイク。確かに歴史に埋もれさせるにはもったいない。とても素晴らしいバージョンになってよみがえった!

藤井重樹の圧倒的歌唱力にぶっ飛ぶ!そしてサビのディミニッシュの部分の歌い回しが結構変えられている。

プレシャス時代の曲なのでギター・ソロも強力なネオ・クラシカル路線!さすが!

元祖様式美ナンバーの再誕にひれ伏せ!

2)No Salvation

ジョー・リン・ターナーのアルバム「Holy Man」のオープニング曲。この曲でアルバムが始まる方が良い気がするがどうだろう?

ワイルドなハード・ロックでとにかくカッコいい!ジョーのバージョンを忘れるほどに藤井は見事なヴォーカルを聞かせる!

梶山自身のベース・ソロに続くギター・ソロはメロディー、センス、ハーモニーと本当に素晴らしい!

全ロック・ファン必聴の名曲!

3)Anything

同様に「Holy Man」収録曲。ミドルテンポのバラードでリズムが「Street Of Dreams」風。梶山がジョーの為に曲を作るとどうしても「確信犯」になってしまう。

ギター・ソロの歌いっぷりとフレージングのキレは素晴らしい!

4)Holy Man

「Holy Man」のタイトル曲。圧倒的なグルーヴ感が凄い!さすがにこう言う曲ではジョーにかなわないが、藤井もいい味を出している。高音域も凄い!

ギターもめらめらと燃え上がる!

5)Can’t Take Me Away

アップテンポのハード・ロックでモロにレインボー路線。「Fool For The Night」とか。

ギター・ソロがスローになる所が感動的。

6)Dreaming Away

ミドルテンポのバラードでこちらもモロにレインボー路線。「Can’t Let You Go」とか。メロディーも同じ部分がある…(汗)。

ギター・ソロが素晴らしいので良しとする。

7)In Our Time

こちらはレインボーに似ていない。穏やかに聞けるメロディアス・ロック。

8)On The Road

再びアップテンポのハード・ロック。しかしサビは柔らかな印象のキャッチーなナンバー。

9)Sail Away

へヴィーなリフが唸りを上げるスロー・ブルーズ・ロック。

パープルの「Sail Away」っぽくサビで低く太い声で歌おうとするも、藤井は純テノールなのでカバーデールの様な声にならない。これはしょうがない。

10)Throw This Dice Away

シャッフルのリズムで跳ねる曲。バックはレインボーだが、曲自体はポップなロック。

11)GLORY

下山に提供した曲の元の曲をリメイクした曲。16ビートで跳ねるリズムが心地良い。

サビは栄光を感じさせ、広大な空が広がるイメージ。

12)The Boundary

このグルーヴのあるスリリングなリフがいい!

サビのワルそうな雰囲気がいい味を出している!

ギター・ソロはたっぷり聞かせてくれる!華麗にしてワイルド!

13)Fly Away

何とリフがイングヴェイの「On The Run Again」と同じ!この曲のキャッチーなイメージからするとこのリフを使わなくてもいいのでは?

キーボード・ソロが永川敏郎の個性丸出しで素晴らしい!

どうでもいい事だが、この曲を含めて「Away」で終わるタイトルが4曲もある。すいません。

〈虹伝説 2016〉

ボーナス・ディスクとして「虹伝説 2016」がついている。お陰で値段が高い。しかも東京、大阪と二種類ある!これは凄い商売だ!

大阪のが1曲多いので大阪のを買った。実は東京公演のチケットを買って見にいくのを楽しみにしていたのだが、足の負傷によって見に行けなくなった!死ぬほど残念だった!

梶山と下山のレインボーだぜ?! 命をかけても見にいくべきライヴだ!チキショー!

その因縁のライヴがCD化とは!興奮するぜ!

聞いてみて梶山のプレイの素晴らしさに感動した!何が凄いって!

梶山 章のテクニックは凄まじく、プレイは正確である。しかしこのライヴでは曲によってかなり荒くラフにプレイしている。

ロックとは荒々しいエネルギーとワイルドさに満ちている。そこを優先した結果この様なプレイをしたのだ!

梶山のギターが発するエネルギーは凄まじく、(ミスに聞こえる様な)余計な弦から出るノイズさえもカッコいいのだ!これはもうロック・ギターを極めたと言っていいだろう!

ノイズをカッコ良く聞かせるなんて高等技術はもう天才としか言えない!お陰で東京の方も買ってしまった!

1)Pomp and Circumstance March No.1

2)Kill The King

3)Mistreated

4)Sixteenth Century Greensleeves

5)Catch The Rainbow

6)Long live Rock’n’ roll

7)Man On The Silver Mountain

8)Still I’m Sad

9)Do You Close Your Eyes

10)Gates Of Babylon

11)Tarot Woman

12)Burn(大阪のみ)

13)Over The Rainbow

今後の活動を楽しみにしています。

〈GOLD BRICK〉

梶山 章

Guitars, Bass, Drums

藤井 重樹

Vocals

永川 敏郎

Keyboads

Sound Producer, Recorded and Mixed, Mastered 梶山 章

GOLDBRICK / The Boundary を語る。

THE BOUNDARY (CD+ボーナス2CD 虹伝説『ライブ・イン・大阪 2016』) [ GOLDBRICK ]

価格:3,960円
(2020/12/21 15:50時点)
感想(1件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★レインボーの記事はこちら

★ハード・ロックの記事はこちら

★全てのアーティスト、トップ・ページはこちら