第 12 話 キング・ クリムゾン/アースバウンド を語る

キング・クリムゾン/アースバウンド 1972年発表。

私が初めて聞いたクリムゾンのアルバムです。私に同情して下さい。そう、問題作です。

頭から強烈に歪んだ音!おまけにVCS3のかかったヴォーカル!プレイヤーがどうにかなったかと思った!

しかし!この「21st Century Schizoid Man」の曲のカッコ良さは完璧に伝わった!ロックの持つ原初的パワー、エネルギー、スリリングさ、有無を言わせぬ圧倒的な何かを感じた。

他の誰とも違う、どんなスケールを使っているのかさっぱり解らないロバート・フリップのギター!強烈な叫びを上げるボズのヴォーカル!今まで未体験だったウネリを上げるサックス!とにかく混沌としてヘヴィなドラム!

それまで聞いていたノヴェラ等のプログレとは全てが違っていた。

〈Earthbound〉

side A

1)21st Century Schizoid Man

前述の通り私はこの曲をこのヴァージョンで初めて聞いた。クリムゾン初体験はまさに洗礼であった。

その後、気を取り直して「宮殿」を買って聞いた。トップに収録されたこの曲は、テンポが速くヴォーカルを含め、やけに行儀が良く地味に感じた。

そう、この曲の究極のヴァージョンを最初に聞いてしまったのだ!

「宮殿」は何度もリマスター、リミックスされ、その音のクオリティーはどんどん高くなり、曲の本質を伝えられる様になって来たが、この「Schizoid Man」だけは、このヴァージョンでないと満足出来なくなってしまった。

現在の最高のメンバーによる演奏も確かに素晴らしい。しかし私にとってこの曲はこのヴァージョンが最高である。

2)Peoria

ブルーズだかジャズだかのジャム・セッション。この時のクリムゾンはこんな事もやっていたのか!

クリムゾンの音楽に対する他のメンバーの反発か、嫌がらせか?気の毒なフリップ。どこのバーに迷い混んだか?と言う音楽だな。

3)The Sailors Tale

「Island」収録曲。曲の後半がコード・カッティングではなくあの独特の音色によるソロになっている。非常に良いプレイである。これも又魅力的なヴァージョンである。

side B

4)Earthbound

またしてもどこかのジャズ・バーに入り込んだ。しかしサックスに続いてフリップのギターが入って来ると、そのプレイはジャズではない、紛れもないクリムゾンの音楽である。

この組み合わせはまた新たな音楽を生み出している。

5)Groon

この曲も同様なのだが、フリップまでジャズ・ギターを弾いてしまっている。しかしサックス、ドラム共に1曲目に匹敵するパワーを放つ部分もある。

途中で曲の調性など吹っ飛んでいる。

そして圧巻はその後のドラム・ソロである。ヘヴィで迫力のあるソロの後、VCS3を過剰にかけた音に変わる!凄まじい!ライヴ会場にこんな音が鳴り響いたのか!

そしてそれに続くフリップのギターが異次元へと連れて行く!そこで音源は終わりだが、観客がどんな反応だか聞きたかった。

そしてボズ・バレルとイアン・ウォーレスのご冥福をお祈り致します。

〈King Crimson〉

Robert Fripp:Guitars

Mel Collins:sax

Boz:Bass&Vocal

Ian Wallace:Drums

King Crimson/Earthboundを語る。

【送料無料】 King Crimson キングクリムゾン / Earthbound (CD DVD) 輸入盤 【CD】

価格:2,925円
(2020/7/10 09:09時点)
感想(1件)

KING CRIMSON’S MUSIC、HISTORY & CONNECTION キング・クリムゾンと変革の時代 A Guide Book for Progressive Rock [ ストレンジ・デイズ ]

価格:2,970円
(2020/6/4 09:20時点)
感想(1件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★キング・クリムゾンの他の記事はこちら

ジョン・ウェットンの記事はこちら

★ブリティッシュ・ロックの他の記事はこちら

イタリアン・ロックの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

ブリティッシュプログレッシヴロック100/岩本晃市郎【合計3000円以上で送料無料】

価格:2,530円
(2020/6/8 19:29時点)
感想(0件)

Mellotron M4000D mini Digital Mellotron【今ならSound Card 02 & Mellotron T-シャツ プレゼント】 【送料無料】

価格:269,800円
(2020/5/7 23:00時点)
感想(0件)

第 11 話 サンクチュアリ/新たなる聖地へ を語る

サンクチュアリ/新たなる聖地へ 1988年発表。

強烈なデビュー・アルバムである。当時スラッシュ・メタルに興味を持ち始めた私は色々聞いて見ようと思い、妙に気になるこの作品を買って見た。

何と言う作品だ!他のスラッシュ・メタルとは一線を画す正統派ダーク・メタルではないか!Vo.ウォーレル・デインの独特の世界観!強烈なハイトーン!圧倒的な曲のクオリティー!

今まで聞いて来たヘヴィ・メタルを凌駕する作品だった!デモ・テープを聞いたデイヴ・ムステインが一発で気に入る訳だ。

2ndアルバム「Future Tense」を発表後、来日公演を果たすも今後の音楽性の問題でレコード会社、メンバー間の意見が合わず残念ながら解散。

Vo.ウォーレル・デインとBa.ジム・シェパードはニュー・グループ、「ネヴァーモア」を結成、時代の先鋭的サウンドを取り入れ、よりヘヴィでテクニカルな音に生まれ変わり、2度の来日公演も果たしている。

この来日公演は生涯に見たライヴのベストの1つに入る!またアーチ・エネミー等からのリスペクトも受けている。

そしてサンクチュアリは待望の再結成を果たす!そして来日公演!これもベストの1つに入る!(ベストは結構一杯ある)

新作「The Year The Sun Died」を発表し次の活動情報を待っていた私に届いたのは史上最悪の情報「ウォーレル・デインの死」であった。

何と言う事であろうか!大いなる悲しみと共にサンクチュアリの歴史は永遠に封印される事となった。

この圧倒的名作「新たなる聖地へ」を聞いてウォーレル・デインの死を追悼する次第である。

〈Refuse Denied〉

1)Battle Angels

疾走するイントロから「ジャジャン!」というブレイクの繰り返しになる。このブレイクがとてつもなくカッコいい!

An army of vengeance !

そして中音域のヴォーカルが入って来る。その不穏な雰囲気を突如切り裂く様にハイトーンが登場する!何と言うカッコ良さだ!怒りと邪悪さが滲み出たウォーレルの歌唱法は他に類が無いものだ!

Slaughter

2)Termination Force

スローで不気味な雰囲気を漂わせるイントロ、このリヴァーブの効いたドラムの音が不気味さを引き立てていて凄くカッコいい!

ウォーレルの語り部の様な歌い出し、続くハイトーン、そしてアップ・テンポ、逆に低い声でのサビの説得力、とんでもなくドラマチックである!

3)Die For My Sins

クイーンズライクの「Queen Of The Reich」風の正統派メタル。より邪悪なのは言うまでもない。

4)Soldiers Of Steel

ヘヴィなミドル・テンポの曲で、ブリッジはアルペジオをバックにこの世の終わりを表している様な歌を聞かせる。しかしウォーレルの書く詩の世界観は凄まじい!

5)Sanctuary

グループ名を冠した代表曲である。悲しげなアルペジオから始まりその歌声はオペラの様でもあり厳粛な雰囲気に包まれる。この辺りはクイーンズライクに通じるものがある。

そして激しく盛り上がって行く。まるで地獄と言う名の聖地へと連れて行かれる様である!

6)White Rabbit

ジェファーソン・エアプレインのカヴァー。独特の解釈で新たなる生命が吹き込まれた名曲。ライヴでも披露され、物凄い高揚感があった!

7)Ascension To Destiny

「支配力を握るために戦え!」と言うウォーレルのメッセージが鋭く突き刺さる!ウォーレルはその他、数多くの痛烈なメッセージを残している。

8)The Third War

遂にこの様なタイトルの曲を書いてしまっている。これは人類に対する警告である!このままでは第三次世界対戦を止める事が出来ない。

「俺達の世界は1999年で終わってしまうのだろうか?」と危惧されている。

9)Veil Of Disguise

またも悲しげなアルペジオをバックに歌われるウォーレルの歌は葬送曲の様である。この凄まじい詩の世界観。物語は壮絶なる展開を経て終末へ向かう!

ウォーレル・デインはこの世を去り、どの様な聖地へと向かったのであろうか?

ご冥福をお祈り致します。

〈SANCTUARY〉

Warrel Dane:Vocals

Lenny Rutledge:Guitars

Sean Blosl:Guitars

Jim Sheppard:Bass

Dave Budbill:Drums

SANCTUARY/Refuse Deniedを語る。

【中古】 新たなる聖地へ /サンクチュアリ(METAL) 【中古】afb

価格:1,517円
(2020/5/4 08:01時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

サンクチュアリの他の記事はこちら

ネヴァーモアの記事はこちら

クイーンズライクの記事はこちら

ジューダス・プリーストの記事はこちら

アメリカン・メタルの他の記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

【n694】送料無料 超お得 1280円 大粒クロスsvネックレス ゴールドcolor十字架 クリア ジュエリー メンズアクセサリー メンズ ネックレス ペンダント ゴールド アクセサリー プレゼント ギフト 新作 春 夏 春服 夏服 春夏 ファッション アクセONE 男性用 おしゃれ

価格:1,408円
(2020/6/10 01:42時点)
感想(19件)

第 10 話 ロニー・ジェイムス・ディオの幻の名曲 を語る

ロニー・ジェイムス・ディオ

〈To Live For The King〉

こんにちは、トリスタンです。

この曲をご存知だろうか?正確にはカンサスのギタリスト、ケリー・リヴグレンの曲で、彼のソロ・アルバム「闇の支配者」に収録されている。この曲の為にゲストとしてロニーが参加した訳だ。

熱心なディオのファンの方ならすでに知っておられるかも知れないが、知らないと言う方には是非聞いて頂きたい曲である。

曲名、曲調、歌詞、全てに於いてまさにロニー・ジェイムス・ディオが歌う為に作られた曲と言っていい!レインボーのアルバムに入っていてもおかしくない、いや、もしこの曲がレインボーのアルバムに入っていたらもっと多くのファンの知る所となっていただろう!

私がこの曲を知ったのは30年程前、和田誠氏のラジオ番組で紹介されていたのを聞いた時で、凄い衝撃を受けた!なんてロニーにピッタリの曲なんだ!こんな曲があったなんて!

急いでテープに録音して愛聴した。数年後、このアルバムがCD化された時は感激した!やっとこの曲が良い音で聞ける!

Eマイナーのスローな曲調でまさに中世の伝説の空気が伝わって来る素晴らしい名曲である!まだ聞いていない方は是非とも聞いて頂きたい!

👉️YouTube ディオ/To Live For The King

そしてロニー・ジェイムス・ディオのご冥福をお祈り致します。

〈To Live For The King〉

Album:Kerry Livgren/Seeds Of Change

Vocal:Ronnie James Dio

ロニー・ジェイムス・ディオの幻の名曲を語る。

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★ディオの他の記事はこちら

★レインボーの他の記事はこちら

★ブラック・サバスの記事はこちら

★へヴィ・メタルの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

DIO ディオ Holy Diver Tシャツ

価格:3,520円
(2020/6/9 01:40時点)
感想(0件)

第 9 話 アンセム/ジプシー・ウェイズ を語る

アンセム/ジプシー・ウェイズ 1988年発表。

森川之雄の加入第1作目で永遠の名盤である。アルバム全体を通してクオリティーの高い楽曲が並ぶ。

しかし柴田直人の作曲能力はとてつもなく高く、デビューから今日に到るまで名曲を書き続けているため、どのアルバムも楽曲のクオリティーが高く一概にどれが一番とは言えない。

ではこのアルバムを特別足らしめているものは何かと言えば、森川之雄のヴォーカルである。

勿論現在まで何枚ものアルバムで素晴らしい歌を聞かせてくれている訳だが、このアルバムにおける歌唱は他のアルバムとは違う何かがある!

加入第1作目と言う事もあるのかも知れないが、その歌声からはまるで“死地に向かう者の覚悟”の様な壮絶な気迫を感じる!

ここを失えば後は死だけだ!

と叫んでいるかの様である!そんな気迫が伝わって来るため、聞いていて涙が出てきそうになる!

クリス・タンガリーデスに捧げる「ジプシー・ウェイズ完全再現」ライヴを行ったが、円熟の境地に達した森川之雄はあの気迫までは再現していなかった。

しかしライヴであんな歌い方をしていては声がもたないので、そこは仕方ない。

次作の「ハンティング・タイム」に於いては声域も広がりその歌唱は完成の域に達し、広瀬編集長がロニー・ジェイムス・ディオの歌唱を表現した“自らを王者と確信した歌声”と言う言葉が相応しいレベルへと成長している。

しかし先の気迫に於いては「ジプシー・ウェイズ」の方がまさっている。いや、やっぱり「ハンティング・タイム」タイトル曲も同じくらいの気迫があるわ!

福田洋也のギターは正統派メタルに相応しいプレイで非常に聞き応えがある。ジューダス・プリーストの「Defender Of The Faith」のギターを思わせるものがある。そしてクリス・タンガリーデスのプロデュースはドラムの音が本当に素晴らしい!

〈Gypsy Ways〉

1)Gypsy Ways

レインボー・タイプの曲で人気の高い代表曲。イントロのギターのリフが印象的で素晴らしい!よくこんなの思い付くよ!

Bメロのリッチー風のメロディーとコード進行、キャッチーなサビが良い!ギター・ソロも印象的!そしてレインボー風のフレーズで終わって行く。

2)Love In Vain

メロディックなアップ・テンポの気迫のこもったラヴ・ソング。非常にキャッチーである。イェンス・ボグレンも言っていたがアンセムの曲はキャッチーである。

3)Bad Habits Die Hard

この曲に於いて森川の気迫は頂点に達する!こちらの感情も一気に高ぶる!ギター・ソロの後のパートからサビへと繋がっていく部分はもう圧巻である!

4)Legal killing

引き続き気迫の頂点が炸裂する!「無力な!」「言葉は!」強烈なshoutは凄まじい!心臓をえぐられるようだ。命をかけている!最後は「Fire!!!」の連発!

5)Cryin’ Heart

イントロのドラムがまたカッコいい!疾走する哀愁のメロディックなナンバー。こういうメロディックな曲はコード進行があるのでギター・リフが作りにくい。

6)Silent Child

この曲も気迫のこもったキャッチーなナンバー。

7)Midnight Sun

グラハム・ボネットが英語で歌った時、サビのメロディーを変えてきた。あのサビのメロディーは完璧だったのに。

8)Shout It Out!

ライヴで圧倒的に盛り上がる名曲で「ラスト・アンセム」のオープニングでプレイされた。Bメロでは拳を振り上げずにはいられない!

そして一番の聞かせ所は最後のサビの前の「Shout It Out !!!」でShoutする所である!命を捨てる覚悟か?

9)Final Risk

スピード狂の活きのいい曲。サビの前のメジャーの部分がとても良い。

10)Night Stalker

ヘヴィなアクセプト風の曲。ダウン・チューニングのギターのリフが印象的。歌詞が都会の寂しさを表している。非常に悲痛なフレーズが繰り返される。前の曲と対象的である。こういう所に柴田直人の懐の深さを感じる。

★~★~★~★

アンセムは立ち止まる事無く、常に前に進む。これからどんな世界を見せてくれるのか楽しみである!

〈ANTHEM〉

柴田直人:Bass

森川之雄:Vocals

福田洋也:Guitars

大内貴雅:Drums

ANTHEM/Gypsy Waysを語る。

ジプシー・ウェイズ [ アンセム ]

価格:1,430円
(2020/5/3 02:31時点)
感想(0件)

柴田直人自伝 (BURRN!叢書) [ 柴田直人 ]

価格:2,037円
(2020/7/5 09:55時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

アンセムの他の記事はこちら

ラウドネスの記事はこちら

レインボーの記事はこちら

★へヴィ・メタルの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

『GYPSY WAYS』 『HUNTING TIME』完全再現 30th Anniversary Live【Blu-ray】 [ ANTHEM ]

価格:6,600円
(2020/6/11 23:59時点)
感想(2件)

第 8 話 クイーン/オデオン座の夜 を語る

クイーン/オデオン座の夜。

とんでもない作品が発表されたものだ。クイーン初期の貴重なアーカイブでBBC放送用に収録されたハマースミス・オデオンでのライブ映像である。

クリスマスの夜らしい。レインボー・シアターのライブ映像と並んでファンにはたまらない作品である。

クイーンはスタジオにおいてオーバー・ダビングを繰り返し、緻密なアレンジを施し作品を作り上げる。当然ライブでは音が薄くなる。私にとってクイーンはアルバムで聞くべき音楽でありライブを重要視していなかった。

しかしこれらの作品を真剣に鑑賞してみるとクイーンの新たな魅力を見つける事が出来た。それはロック・バンドがステージで発散する荒々しいエネルギーである。

フレディ・マーキュリーの歌声は高音が出ていない部分があるものの、アルバムより太くパワフルである。オープニングの「Now I’m Here」からしてとても力強い歌声だ。

それにフレディのあのアクションが映像によって加わるので何倍も魅力的に感じる。音の薄さなど微塵も感じさせない。さぞかし会場で生で聞いたらカッコ良かった事だろう!

「Ogre Battle」のダイナミズム、「White Queen」のフレディのピアノの美しさ、「The March Of The Black Queen」の圧倒的パフォーマンスなどライブならではの魅力に溢れている。

そして「Brighton Rock」のブライアン・メイのあのギターである。まさにパイオニアといえる。しかしブライアンのギターの倍音を含んだ音色は本当に美しい!

ロジャー・テイラーのビールが舞い上がるフロア・タム、ジョン・ディーコンの「Liar」での指さばきなど、見どころは多く何度見ても飽きさせない魅力がある!

BBC放送用という事で時間が短めなのが残念だが、昔は見たくても見れなかった初期クイーンのライブが存分に堪能出来るこの作品は映画「ボヘミアン・ラプソディー」と共に大切なコレクションとなっている。

そしてフレディ・マーキュリーのご冥福をお祈り致します。

〈QUEEN〉

Freddie Mercury:Vocals&Piano

Brian May:Guitars&Vocal

Roger Taylor:Drums&Vocal

John Deacon:Bass

QUEEN/A Night At The Odeonを語る。

CD/オデオン座の夜(ハマースミス1975) (SHM-CD Blu-ray) (解説歌詞対訳付) (限定盤)/クイーン/UICY-77616

価格:5,385円
(2020/5/16 11:01時点)
感想(0件)

QUEEN クイーン (結成50周年記念 ) – クイーン ライヴ・ツアー・イン・ジャパン 1975-1985 / 雑誌・書籍

価格:3,300円
(2020/6/4 09:56時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★クイーンの他の記事はこちら

フレディ・マーキュリーの記事はこちら

★ブリティッシュ・ロックの他の記事はこちら

メロディアス・ロックの記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

クイーン~ライヴ・アット・ザ・レインボー ’74 [ クイーン ]

価格:4,354円
(2020/6/12 02:15時点)
感想(5件)

第 7 話 ハロウィン/ユナイテッド・アライヴ を語る

ハロウィン/ユナイテッド・アライヴ。

まさに全世界が待ち望んでいた作品である!

全世界に衝撃を与えたニュース、ハロウィンにマイケル・キスクとカイ・ハンセンが加わりワールド・ツアーを行う「パンプキン・ユナイテッド」が発表されてからというもの、一日千秋の思いで来日公演のその日を待ちわびた。

それはもうとてつもなく素晴らしいライブで皆さんご存知の通りです。

しかし今回のライブを記録した作品が発表されるまでかなり待たされた。youtubeにはさんざん投稿されていたが、やはり正規の作品が見たい!そしてようやく発表されたユナイテッド・アライヴである。

CDのマドリード公演をまず聞いた。あの感動が甦って来る。マイケルとアンディのデュエットは曲に新たな命を吹き込み聞き手を惹き付ける。

ライブの現場で使われた各セクションの繋ぎのパンプキン・キャラクターは省かれて一気にライブの流れを楽しめる。カイ・ハンセンのコーナーも感慨深いものがある。

「Eagle Fly Free」の導入部の「Invitation」が流れて来た時は涙が流れた。これほど栄光を感じさせる荘厳な曲だったのだ!

全メタル・ファンが待ち望んでいたマイケル・キスクが再びこの「Eagle Fly Free」を歌う時がやって来たという事実、興奮は只事ではない!兄弟達よ!この時を待っていたのだ!

長年メタルを聞いていると、この様な感動に出逢える時がある。

映像を見た。映像はマドリード、サンパウロ、ヴァッケンのもので編集されている。さすがに凄い事になっている。

オープニングの「Halloween」から続く「Dr. Stein」へと見応え十分である。意外だったのはサンパウロの会場の規模があまり大きくない事だ。

しかしマイケル・キスクをフィーチャーしたハロウィンの初の正規のライブ映像を見ている至福は何とも言い難い!幸せな時間でありメタル・ファンの特権である。

ヴァッケンにおけるカイ・ハンセンのステージは圧巻で、ミリタリー・キャップにサングラスがカッコ良すぎる!声も素晴らしい!ランディ・ローズ・モデルのフライングVもきまっている。メタル・クラシックが見事に甦ったのである!

ガンマ・レイでもどんどんやればいいのに。「Walls Of Jericho」完全再現とか。

アンディ時代の曲も上手くセットに配されて非常に流れがいい。

ダニとインゴのドラム・ソロ・バトルも素晴らしい!

「How Many Tears」では3人で上手く分担して歌い、曲の魅力を引き立てている。中間部の静かなパートを奏でるヴァイキーは魅力的で、リッチー・ブラックモアの様な貫禄を感じる。

アンコールに於いてはマイケル・キスクの独壇場である。先に語った「Eagle Fly Free」は映像を伴い更に感動を増す!ステージ・バックのイメージ映像は曲の魅力を引き立てる。そして「Together We Fly~」のフレーズは涙無くしては聞けない!ここにマイケル・キスク完全復活を宣言するものである!

そしてついに「Keeper Of The Seven Keys」の時がやって来た!この壮大な叙事詩がこの曲を歌うべき真のヴォーカリストによって甦るのである!

全メタル・ファンよ、ひざまづけ!もはや信仰である。最後はサシャのアルペジオをバックにメンバーが順番に紹介されつつ去っていく。いい演出だ。

最後のアンコールで「Future World」「I Want Out」がプレイされ大団円をむかえる。観客との掛け合いも趣向が凝らされていて楽しめる。この作品の存在によってこのライブが何度でも楽しめる幸せは大きい!

そしてインゴ・シュビヒテンバーグのご冥福をお祈り致します。

〈HELLOWEEN〉

Michael Kiske:Vocals

Andi Deris:Vocals

Michael Weikath:Guitars

Kai Hansen:Guitars

Sascha Gerstner:Guitars

Markus Grosskopf :Bass

Dani Loeble:Drums

HELLOWEEN/United Aliveを語る。

ユナイテッド・アライヴ【Blu-ray】 [ ハロウィン ]

価格:7,055円
(2020/5/1 02:58時点)
感想(1件)

Helloween(ハロウィン) United Tour Tシャツ

価格:3,498円
(2020/6/6 08:27時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★ハロウィンの他の記事はこちら

★ガンマ・レイの他の記事はこちら

ブラインド・ガーディアンの記事はこちら

アヴァンタジアの記事はこちら

最強のヴォーカリスト達の記事はこちら

へヴィ・メタルの他の記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

ハロウィン・HELLOWEEN・KEEPERS LEGEND・Tシャツ・ メタルTシャツ【RCP】【コンビニ受取対応商品】

価格:4,400円
(2020/6/8 22:00時点)
感想(0件)

第 6 話 クイーンズライク について語る

クイーンズライク。

このグループには非常に思い入れがある。Vo.ジェフ・テイトのあの声である。ハイトーン・ヴォイスはたくさんいるがマイケル・キスク、五十嵐久勝と並んで私のベスト・ヴォーカリストである。

そしてあの神秘的な音楽性。「The Warning」と「Rage for Order」はクイーンズライクだけがたどり着いた境地、神の世界である。

あれはやはりジェフ・テイトによって描かれたモノだと思う。特にDVD「Live Evolution」収録の「Roads to Madness」を歌うジェフの姿は神そのものである。

「Operation Mindcrime」もジェフの代表作な訳だが、先の2作が私にとって永遠の名盤として輝いている。

その後、周知の事実として残念な音楽性の変化があったが、良いものも結構あった。特に「Promised Land」はインパクトがあってかなり良かった。それに伴う来日公演も素晴らしかった。

「Take Cover」に於いてU2の「Bullet The Blue Sky」のカヴァーをプレイしていたが、とてつもなくハマっていた。ジェフの怒りの叫びが凄まじい!そして泥沼の戦いを経てジェフは脱退した。

そして新しいVo.トッドを迎えクイーンズライクは再スタートをした。音楽性は以前のスタイルに戻り、リリースした3枚のアルバムはどれも素晴らしい出来だ。

しかしトッドの声は何とジェフに似ているのだろうか!時々聞き分けがつかないほどだ。ラウド・パークでは思わず涙が出てきた。

しかし私はそれでも期待している!ジェフがクイーンズライクに戻り、ラウド・パークのヘッド・ライナーとして「Operation Mindcrime」完全再現をやってくれる事を!

あ、もちろん先の2作の曲と「Queen Of The Reich」も聞きたいです。

〈QUEENSRYCHE〉

Geoff Tate:Vocals

Chris De Garmo:Guitars

Michael Wilton:Guitars

Eddie Jackson:Bass

Scott Rockenfield:Drums

QUEENSRYCHEについて語る。

クイーンズライチ [ クイーンズライチ ]

価格:1,535円
(2020/6/28 01:33時点)
感想(0件)

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

★クイーンズライクの他の記事はこちら

★セイクレッド・ウォーリアーの記事はこちら

★エア・アパレントの記事はこちら

★クリムゾン・グローリーの記事はこちら

サンクチュアリの記事はこちら

★アメリカン・メタルの他の記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

【n694】送料無料 超お得 1280円 大粒クロスsvネックレス ゴールドcolor十字架 クリア ジュエリー メンズアクセサリー メンズ ネックレス ペンダント ゴールド アクセサリー プレゼント ギフト 新作 春 夏 春服 夏服 春夏 ファッション アクセONE 男性用 おしゃれ

価格:1,408円
(2020/6/10 01:42時点)
感想(19件)