第136話 フレディ・マーキュリー/バルセロナ を語る

フレディ・マーキュリー&モンセラート・カバリエ/バルセロナ 1988年 発表。

フレディ・マーキュリーがスペインのオペラ歌手モンセラート・カバリエと作り上げた究極の芸術作品「バルセロナ」!

フレディがクイーンで作り上げた作品達も圧倒的な芸術作品だったが、この「バルセロナ」はそれらを上回る究極の芸術作品だ!

モンセラート・カバリエに魅せられていたフレディは、積極的にアプローチして彼女と作品を作る事に成功した!

クラシック、オペラに精通していたフレディがオペラ歌手と作り上げた作品。

考えただけでも身震いがする!

やはりそれは信じられない程のクオリティーだった!

あまりにも美しい!

フレディが天才なのは分かっていたが、ここまでとは!

〈BARCELONA〉

1)Barcelona

Barcelona !

Viva !

荘厳なコーラスで始まるとオーケストラがさらに勇壮に響き渡る!これだけでも大感動!

ゆっくりとフレディは歌い始め、モンセラート・カバリエも続き、美しいハーモニーを奏でる!

Barcelona !

フレディの歌声の何とエモーショナルな事か!心を強く打つ!

そして美しく華麗に彩りを添えるモンセラート・カバリエのソプラノ!

ここは天上の楽園か ?!

バルセロナ讃歌は人類讃歌となり、神の世界を出現させた!

全人類はこの曲のもとに、再び心をひとつにして永遠の光を灯し続けるのだ!

Viva !

★YouTube フレディ・マーキュリー&モンセラート・カバリエ/バルセロナ

2)La Japonaise

愛する日本の美しい情景、情緒を見事に描き出した夢のような詩曲。

フレディ、日本をこれ程までに美しく表現してくれてありがとう!

異国情緒の東方浪漫という感じもするけど。

日本語の詩が「あまりにも美しい」…

~愛の光、希望と夢~

心の一番深い所からの涙が溢れる。

まさに極楽浄土にいるよう…

★YouTube フレディ・マーキュリー&モンセラート・カバリエ/ラ・ジャポネーゼ

3)The Fallen Priest

劇的で力強いイントロから始まる!

フレディの歌声があまりにもエモーショナル!

真っ向からぶつかる圧倒的なソプラノ!

激情的に展開し、運命と戦う鮮烈なイメージが広がる!

4)Ensueno

モンセラート・カバリエのソプラノをメインにしていて、クラシックの歌曲を思わせる。

この優雅なメロディーは、夢の中をたゆたう様だ。

5)The Golden Boy

妖しげなメロディーから始まるが、希望に満ちたゴスペルへと昇華して行く!

ソプラノとゴスペルの組み合わせは新しい!

フレディの限りなき挑戦。

6)Guide Me Home

祈りを捧げる様な歌はミュージカルの一場面を思わせる。

7)How Can I Go On

映画のエンディングの様な感動が湧き上がる!

明日を見つめて歩いて行こう!

きっと希望に出会えるさ!

8)Overture Piccante

それぞれの曲のフレーズが散りばめられた回想曲。

夢の様な時間は過ぎ去って行く。

人生もまた過ぎ去って行く。

今まで出会った全ての良き思い出よ、ありがとう!

さようなら…

そしてフレディ・マーキュリー、モンセラート・カバリエ、

ありがとう!

お二人のご冥福をお祈り致します。

〈BARCELONA〉

Freddie Mercury

Montserrat Caballe

二人の偉人を偲んで…

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第135話 イ・プー/パルシファル〈PARSIFAL〉を語る

イ・プー/パルシファル〈PARSIFAL〉1973年 発表。

ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルシファル」の影響によって制作された、初期イ・プーの代表作!

ソロに転向するため脱退したリッカルド・フォッリの後に加入したのは、リッカルドを上回る美青年のレッド・カンツィアン!

この壮大なスケールのロック・シンフォニーの名作の誕生は、彼の加入による所が大きい!

多くの方がそうである様に、私もこのアルバムからイ・プーを聞き始めた。勿論キング・レコードの「ユーロピアン・ロック・シリーズ」です!

ニュー・トロルスで慣れていたとはいえ、やはりかなりの衝撃でした!

美しいイタリアン・ロックに、荘厳なオーケストラが融合したサウンドは、またしても私に大きな感動を与えました!

そしてイ・プーのアルバムを何枚か聞くうちに気付きました。イ・プーはプログレッシブ・ロックではなく、幅広く民衆に愛される最高の人気グループでした。

しかし芸術的で素晴らしい音楽を積極的に聞くプログレ・ファンは、イ・プーをプログレッシブ・ロックの仲間に引き入れました。

それはイ・プーが、真に素晴らしい芸術的な音楽を奏でるグループである事の証明なのです!

2012年4月、奇跡の来日公演は素晴らしかった!このタイトル曲「パルシファル」が圧倒的な迫力で、目の前で演奏されたのだ!

イ・プーのメンバーも日本で演奏出来た事を喜んでいた!また来るとか言ってた気がした。

そしてイ・プーは2016年に、50年に渡る活動を終えた。今までありがとうございました。

〈パルシファル/PARSIFAL〉

lato A

1)L’Anno, Il Postso, L’Ora(年、場所、時間)

ストリングスの持続音からギターのアルペジオ、そして伝説を感じるメロディーが歌われる。

レッド、ロビー、ドディの順に(多分)交代で歌い、そして荘厳なサビが現れる!分厚いコーラス、ストリングスが圧倒的な感動を誘う!

一転して、のどかな曲調に変わる。ストリングスはあのミラノ・サウンドだ!

再び曲は戻り、伝説を感じるメロディーが歌われ、あの荘厳なサビが繰り返される!

コンセプト・アルバムではないので、この曲は「パルシファル」とは関係ないが、「パルシファル」の物語が始まったかの様だ!

早くもこの曲でノックアウトされた!

2)Solo Cari Ricordi(なつかしき思い出)

哀愁のメロディーが堪能出来るバラード。ストリングスも添えられている。

イ・プーのアルバムの中でも、このアルバムの曲は独特のメロディーを持っている。

この曲を聞くと、初めて聞いたあの頃が甦る気がする。

3)Io E Te Per Altri Giorni(君と僕の日々)

荘厳なストリングスとブラスがうなりを上げるイントロが印象的!

曲も正統的マイナーキーで、メロディアス・ロックの趣きがある!

イタリアのメロディーは本当に美しく、スローバラード調に展開して、圧倒的な感動をこれでもかと運んで来る!

4)La Locanda(宿屋)

3拍子ののどかな曲。イタリア独特のたおやかさがある。心のふるさとにいる様な感動が得られる。

5)Lei E Lei(レイ・エ・レイ)

ピアノをバックにロビー・ファッキネッティの独特の歌声がこだまする美しいバラード。

「The Long And Winding Road」風のストリングスが聞こえる。

lato B

6)Come Si Fa(コメ・シ・ファ)

ギターのアルペジオをバックに、心にしみる美しいメロディーの快活なバラード。

サビのスタッカートされたストリングスが美しい!

しかし素晴らしいメロディーが、当たり前の様に次から次へとでてくる。

7)Infiniti Noi(限りなき二人)

ストリングスとピアノ主体のロマンチックなスローバラード。

このアルバム中、最も美しいミラノ・サウンドが響き渡る!

そう「ミラノの映像」の再来である!

圧倒的な美しさに、もうどうにかなりそうです。

8)Dialoghi(会話)

軽い感じの明るい曲だが、きっちりイタリアの泣きを放っている。そこがイギリスやアメリカと違う所です!

この曲で油断させて次の叙事詩でとどめを刺す!

9)PARSIFAL(パルシファル)

1 parte

ピアノと共にドディの歌声は始まる。ドラマチックな曲調で芸術的!さすがにタイトル曲だけに格調高い!

ドディのギターはイタリアらしい味があってとてもいい!

そして左チャンネルから、バンドがあの伝説のメロディーを奏でると、右チャンネルから、荘厳なストリングスがその伝説のメロディーを奏で、やがて両者は融合する!

何と壮大で圧倒的な音楽だろうか!「パルシファル」の名を持ち出すだけの事はある!

素晴らしい!

2 parte

ストリングスがアダージョで物語を奏で、やがて荘厳な合唱団が加わり、圧倒的な感動が襲う!

静かなピアノ・ソロから雄大なストリングスのテーマへと流れ、ドディのギターが叫びを上げる!素晴らしいギターだ!

そして再びあの伝説のメロディーが圧倒的に繰り返され、最高の盛り上がりを見せる!そして壮大に幕を閉じる!

★YouTube/Parsifalはこちら

何と言うスケールの大きい音楽だろうか!

イタリアと言う国の創造性は本当に凄まじい!

そしてこの感動は次の「ロマン組曲」へと続く!

〈I POOH〉

Roby Facchinetti

piano – organo – mellotron – moog – eminent e canto

Dody Battaglia

chitarra acustica – chitarra elettrica e canto

Stefano D’Orazio

batteria – canto

Red Canzian

basso e canto

〈Produzione e Realizzazione〉

GIANCARLO LUCARIELLO

I POOH / PARSIFAL を語る。

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第134話 ジューダス・プリースト/運命の翼 を語る

ジューダス・プリースト/運命の翼 1976年発表。

ジューダス・プリーストがGull Recordsより発表した2ndアルバムで、歴史的名盤である!

当時は金が無く、とても大変だったらしい。このアルバムも低予算で作られた様だが、逆に言えばそんな状況で、これ程のアルバムを作ったのだから、凄い才能である!

私が最も愛するジューダス・プリーストのアルバムは「背徳の掟」とこの「運命の翼」である。

多くのアーティスト達も、このアルバムを高く評価している!

この「運命の翼」を聞くと、まるで熟成したワインを味わっている気分になる。(飲んだ事無いが)

アンティークな物は機能性が無くても、その物自体が味わいを持っている。同様にこのアルバムも、それぞれの楽器やヴォーカル、音質から味わいが滲み出ている。

特にギターの音色は素晴らしく、今時のメタルでは絶対に味わえない芳醇な香りを放っている!

その辺りを理解せずに、今の若いファンがこのアルバムを聞くと、あまり良さが理解出来ないかも知れない。

ある意味、年配者向けのアルバムと言えるが、その魅力は永遠に不変です!

〈Sad Wings Of Destiny〉

side A

1)Victim Of Changes

ドラマチックに展開するプログレッシブなナンバーで、現在もプレイされている歴史的名曲!

イントロのツイン・ギターはライヴでは見せ所になっている。そして大きなうねりのあるリズムとリフが特徴。

歌の合いの手の様に出てくるギターがいい!

中間部は非常に浮遊感があり、何とも味わい深い!中音域のロブのダンディーな歌声がいい。そして強烈なハイトーン!

このアルバムのバージョンならではの味わいが溢れている!

類い稀な才能の結晶と言える。

2)The Ripper

切り裂く様な鋭い音質で始まるのがいい!上手く曲を表現している。

ロブの歌い方や表現がとてもいい役者ぶりで、曲の魅力を大きくしている!ティムの声は凄かったが、ロブほどの役者ではなかった。

そういう意味ではD.C.クーパーのが良かったのでは?

ギターのメロディーが上手く出来ていて、ヤバい感じが良く出ている。

3)Dream Deceiver

美しいスローバラード。ブリティッシュ・ロックの美学を感じる。ロブの歌は何と素晴らしいのだろうか!

ギター・ソロは本当に素晴らしい!ウイッシュボーン・アッシュと並ぶ味わいがある!

終わりに出て来るピアノもいい!

4)Deceiver

続いて軽快なリズムで始まる裏切り者の歌。

夢想家Ⅰ~Ⅱの組曲になっているが、哲学的な詩が歌われていて、あまり意味は解らない。

見事なロック組曲として単純に楽しみましょう。

side B

5)Prelude

ピアノが大きくフィーチャーされたインストで、劇的で美しい!

プログレッシブ・ロック、もしくはクイーンの影響か?

プレリュードとなっている名曲。

6)Tyrant

アップテンポのハード・ロック。

Tyrant !のコーラスが印象的。中間部の明るく開ける様なパートがいい!

後半で見事なツイン・リードが聞ける!

7)Genocide

派手さはないが長く聞いていると、独特の味わいに気づく。そして中間部に語りがでてくる。そこでは次作の「Sin after Sin」という言葉が使われている。

後半で疾走感のあるノリになる所がいい。

8)Epitaph

ピアノをバックに、ロブが切々と歌う美しいバラード。

ロブの声が独特なので感じにくいが、やっている事はほとんどクイーン。

ブリティッシュの美学がここにも感じられる。素晴らしい!

9)Island Of Domination

この曲もいきなりクイーンぽい。が、その後はシャッフルのリズムに乗った素晴らしいハード・ロック!

やはりロブは役者だと感じる。

中間部の展開が面白い!スローでへヴィーになってハイトーンがこだまする!ギターもうなりを上げる!

元に戻って軽快に曲は進む。最後はロブの声がディレイで繰り返されて消えて行く!

この時代のブリティッシュ・ロックの素晴らしい創造性を実感する!

そしてこの後、ジューダス・プリーストはCBSに移籍して、さらに進撃する!

〈Judas Priest〉

Robert Halford:Vocals

Glenn Tipton:Guitars

K.K. Downing:Guitars

Ian Hill:Bass

Alan Moore:Drums

Judas Priest / Sad Wings Of Destiny を語る。

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第133話 ザ・マイケル・シェンカー ・グループ/神話 を語る

ザ・マイケル・シェンカー・グループ/神話 1981年発表。

「神」でゲイリー・バーデンと共にスタートした「ザ・マイケル・シェンカー・グループ」は、ついに最高のメンバーが揃い、バンドの形になった!

ドラマーはコージー・パウエル!やった!

このメンバーで来日公演も行われた。

その来日公演後に発表されたのがこの、

〈神話〉

である!

この作品の収録曲の多くが、先の来日公演で早々とプレイされた。

実際にライヴを見た方は、聞いた事の無い新曲の数々を、どう感じたのか興味深い。

プロデューサーはロン・ネヴィソン。アメリカのラジオ向けの作品を作るという要請に応える仕事をした。

コージー・パウエルは気に入らなかったらしい。世の評価でも良く無い声が聞かれるが、私は素晴らしい作品だと思います!

名曲揃いだし、音もしっかりしている。ゲイリー・バーデンも、ライヴでは悲惨だが、アルバムでは素晴らしい仕事をしている!あのメロディーを作ったのは彼だろう。

実際マイケル・シェンカーも近年のインタビューで、ゲイリーは最高のヴォーカリストだと言っていた。(?!)

言わせてもらう!「神話」は文句無しの名盤である!

〈MSG〉

side A

1)Ready To Rock

レインボーの「Long Live Rock ‘n’ Roll」と並ぶロック・アンセムである!先の武道館ライヴのラストを飾った名曲!

迫力のある音になっていると私は思います!

リフがカッコいい!サビの「Are you ready to Rock !」は完璧である!

そしてギター・ソロの頭のコードの意外性は凄い!もちろんプレイも素晴らしい!

2)Attack Of The Mad Axeman

美しいメロディーのイントロから、一転してドッシリとしたリズムに、早いパッセージの変わったリフ。

マイケル・シェンカーの意外性と創造性が滲み出ている。

静かになって、美しいメロディーがファルセットで歌われる。そして泣きのスライド・ギター!

マイケルとゲイリーのケミストリーの素晴らしさが証明されたフレーズと言える!

そしてアップテンポになって、「Mad Axeman」が荒れ狂う!もちろんマイケル・シェンカーの事だろう!素晴らしいソロが炸裂する!

3)On And On

儚げなシンセサイザーから、ギターのアルペジオ、そしてアップテンポのハード・ロックへ。正統的カッコよさが聞ける。

スローダウンしてイントロのアルペジオ、美しいシンセサイザー、美しいファルセットのヴォーカルがサビを彩る!

エンディングのギターのメロディーは印象的で素晴らしい!

4)Let Sleeping Dogs Lie

イントロの低音弦のメロディーがカッコいい!始まった瞬間ゾクゾクする!

そしてまた意外性のあるリフ。どうやって考え付くのか。ドラムもへヴィーでいい。

サビのメロディーは感動的だが、ヴォーカルは若干パワー不足か?それともわざとか?

エンディングのギター・ソロはドラマチックで素晴らしい!ドラムも迫力満点!

side B

5)But I Want More

美しいシンセサイザー、美しいファルセットから迫力のリフへ繋がるイントロは感動的!

曲は様々な形態に展開してドラマチック!

サビはスローダウンのバラード、そのまま2コーラス目に、またテンポアップ、またサビのバラード、そのままギター・ソロ!とにかくドラマチックで感動的!

前作の「Lost Horizons」に並ぶ劇的な叙事詩!これは素晴らしい名曲だ!

6)Never Trust A Stranger

まるで映画音楽の様な感動的バラード!ゲイリー・バーデンが底力を発揮した名曲!

ゲイリー上手いじゃあないか!

この感動的なバラードを作曲したのは何とポール・レイモンド!確かにマイケルの作る曲とは全然違う!

でも一流の女性ヴォーカリストに歌って貰いたい気もする。聞いてみたい。誰か歌って下さい。

7)Looking For Love

マイケル・シェンカーの曲の中でもトップ・クラスのメロディアス・ロック・ナンバー!

シャッフルのリズムがいい、そしてサビの「Looking for Love !」は完璧!そしてサビのメロディーに準じたギターのフレーズがまた美しい!

これは名曲だ!ジョー・リン・ターナー、スティーヴ・ペリー、ジョーイ・テンペストあたりが歌ったらどうなるだろう?

ギターは勿論感動的!

ハマースミスのライヴに収録されたが、残念ながら途中でゲイリーは力尽きる。

8)Secondary Motion

こちらも負けていないメロディアス・ロック・ナンバー!サビは凄くキャッチーだ!

そしてファルセットのパートも感動的!そしてそのメロディーをオクターブ下で歌って終わるアイデアは素晴らしい!

マイケルの哀愁のギターの音で締めくくるのも美しい!

この曲、マイケル・シェンカー・フェストでやらないですか?名曲ですよ。

そしてこの後、ついにゲイリー・バーデンは脱退する。

しかし新しいヴォーカリストは何とグラハム・ボネット!

奇跡の名盤「黙示録」を作り上げる!

〈MSG〉

Michael Schenker:Guitars

Gary Barden:Vocals

Cozy Powell:Drums

Chris Glen:Bass

Paul Raymond:Keyboads, Guitar

そしてコージー・パウエルとポール・レイモンドのご冥福をお祈り致します。

The Michael Schenker Group / MSG を語る。

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第132話 ルネッサンス/燃ゆる灰 を語る

ルネッサンス/燃ゆる灰 1973年発表。

キース・レルフ、ジム・マッカーティ、ジェーン・レルフらが立ち上げたクラシカル・ロック・グループ、

〈ルネッサンス〉

2枚のアルバムを残して活動を終えるが、2ndから関わったマイケル・ダンフォードが「ルネッサンス」の名を引き継ぎ、アニー・ハズラム他、新しいメンバーで、再スタートした。

その記念すべき再スタート1作目は「プロローグ」そして2作目がこの「燃ゆる灰」である!

はっきり言ってオリジナル「ルネッサンス」よりはるかに素晴らしい!

オーケストラの導入、美しいピアノ、そしてアニー・ハズラムの可憐で何処までも澄んだ美しい歌声は、「ルネッサンス」を最高の「女性ヴォーカリストのブリティッシュ・ロック・グループ」に高めた!

マイケル・ダンフォードよくやってくれた!貴方の功績は大きい!が、2012年11月20日に亡くなられました。

ご冥福をお祈り致します。

とにかくこの「ルネッサンス」の素晴らしい音楽を聴いて下さい!貴方の生涯の友となる事でしょう。

〈ASHES ARE BURNING〉

side A

1)Can You Understand

銅鑼の音が鳴り、美しいピアノが聞こえて来る。そして力強くバンドが入る!新たな冒険が始まるといった感じだ!

静寂の中、コーラスが聞こえて来る。そしてギターをかき鳴らす音。

アニー・ハズラムは歌い出す。

何と屈折したコード進行とメロディーなのか?物憂げな昼下がりを感じる。

サビはアニーの可憐さが活きた軽快さがいい!

そしてオーケストラが勇壮なメロディーを奏でる!

再びアニーは屈折したメロディーを歌い、勇壮なオーケストラは劇的に盛り上がって行く!

2)Let it Grow

しっとりとしたバラード。この素晴らしい音楽に、身も心も委ねてしまおう!夢見心地である。

3)On the Frontier

軽快なフォークソング。中間部でのアレンジがいい。エンディングの下降するフレーズも面白い。

side B

4)Carpet of the Sun

皆に幸せを運んで来る様な曲。身も心もとろけそうである。アニーの魅力が溢れ出ている。

5)At the Harbour

ドビュッシーの「沈める寺」を導入した悲しげなバラード。とても美しいメロディーで、しみじみと聞き入る。エンディングは非常に芸術的。

6)Ashes are Burning

妖しげなピアノが聞こえ、アニーは歌い出す。あのメロディーを。

サビは「あの素晴らしい日々!」という感じ!そしてアニーのスキャット!

そしてベースがあのラインを弾き出す!

ピアノ、ハープシコードが乱れ飛ぶ!

スローダウンしてオルガン・ソロ!

そして劇的なピアノ!

静寂の中アニーは宿命的フレーズを歌い出す…。

Imagine the burning embers…

そして!

Ashes are burning the way !

アニーのハイトーンがこだまする!

感動で全身に鳥肌が立つ!

感動の中、ウイッシュボーン・アッシュのアンディ・パウエルのギター・ソロが舞い踊る!

素晴らしい!

フェードアウトでゆっくりと消えて行く。

この後、「運命のカード」「シェエラザード夜話」「お伽噺」「四季」「碧の幻想」といった名作を次々と発表する。

〈Renaissance〉

Annie Haslam:Vocals

John Tout:Keyboads, Vocals

Jon Camp:Bass, Guitar, Vocals

Terrence Sullivan:Drums, Vocals

Michael Dunford:Acoustic guitar

〈guest〉

Andy Powell:Guitar Solo

RENAISSANCE / Ashes Are Burning を語る。

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第131話 私が選んだ最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリスト達 を語る

こんにちは、トリスタンです。

今日は前回の最強のハード・ロック・ヴォーカリストに続いて、最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリストを紹介したいと思います。

やはり好みの問題がある訳ですが、今回もごくごく当たり前の方々を紹介する事になるでしょう。

初心者の方の参考になればと思います。

順位はつけません。

前回と重複する方がいますが、ご了承下さい。

ロニー・ジェイムス・ディオ

「レインボー」で、最強のハード・ロック・ヴォーカリストに君臨した後、「ブラック・サバス」に加入、その魔力を存分に発揮して最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリストの地位をも、やすやすとモノにした!

あの強力な声はへヴィ・メタルに於いて、圧倒的な魅力を放ち、新しい時代を築いた!

しかし、脱退する事になり、自らのバンド「ディオ」を結成する!

We Rock !

快進撃を続けるも、再び「ブラック・サバス」と合流、そして分裂。そして「ディオ」再結成!

We Rock !

最後のキャリアとなったのは「ヘヴン・アンド・ヘル」。世界中から圧倒的な歓迎を受けた!

そして残念ながら胃ガンで10年前に亡くなってしまった!悲しい!

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オジーオズボーン

「ブラック・サバス」の初代ヴォーカリスト。独特の歌声で「ブラック・サバス」の音楽を象徴する存在となった!

脱退後はシャロン・オズボーンのマネージメントによって、自らのバンドを率いて大成功する!

数々の伝説を残したが、ランディ・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルド等のスーパー・ギタリストを世に送り出した功績は大きい!

再びオリジナル「ブラック・サバス」は世界を席捲し、幕を降ろした。

オジーは現在パーキンソン病と戦っている。

回復を心から願う。

ブラック・サバスの記事はこちら

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ロブハルフォード

「ジューダス・プリースト」のヴォーカリスト。初期はドラマチックなハード・ロックで、圧倒的なハイトーンを聞かせていたが、80年代には本格的なへヴィ・メタル・サウンドを確立する!

切り裂く様なハイトーンのシャウトはへヴィ・メタルと言う音楽を最高に演出する!

しかし、あろうことか名盤「Painkiller」の後、「ジューダス・プリースト」を脱退してしまい、時代に迎合したメタル・バンド「ファイト」を結成する!

その後、「ハルフォード」で正統的へヴィ・メタル・サウンドに返り咲き、めでたく「ジューダス・プリースト」に復帰する!

メタル・ゴッドにふさわしい圧倒的な貫禄と風格を備え、現在も活躍中!

ジューダス・プリーストの記事はこちら

〈ブルース・ディッキンソン〉

「アイアン・メイデン」の2代目ヴォーカリスト。歴史的名盤の「魔力の刻印」から加入し、その驚異的歌唱力で「アイアン・メイデン」の音楽を高い次元に、いや完璧なモノにしてしまった!

やはり独特のキャラクターがあり、代わりが務まる者など存在しない!

一度「アイアン・メイデン」を脱退してしまい、「アイアン・メイデン」、「ブルース・ディッキンソン」両者が先細りしてしまった!

しかしめでたく復帰(ジューダス・プリーストと同じパターン)、現在も更なる躍進を続けている!

年齢を重ね、太く、豊かな声になり、しかも声域も広がり、魅力がアップしている!凄い!

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〈クラウス・マイネ〉

「スコーピオンズ」のヴォーカリスト。70年代はハード・ロックであったが、80年代に入り、名盤「Black Out」より切れ味鋭いへヴィ・メタル・サウンドとなった!

前回も書いたが、喉を痛めてヴォーカリスト生命が危ぶまれたが、奇跡的に復帰した!

続く「Love At First Sting」収録の「Hurricane」は世界を制覇した!

圧倒的歌唱力で我らをねじ伏せる!

現在も活躍中!

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〈ジェフ・テイト〉

「クイーンズライク」のヴォーカリスト。驚異的なハイトーンと歌唱力、そして神の様な威厳を持つ声で、へヴィ・メタルを高い次元に引き上げた!

深い哲学性を持ち、社会に鋭い感性でメスを入れ、プログレッシブな名作を生み出した!

名曲「Roads To Madness」は芸術的叙事詩である!そしてコンセプト・アルバム「Operation:mindcrime」で歴史を作った!

が後に、音楽路線がグランジ系になり、ファンは失望する。そして名作は生まれなくなった。

そしてグループ内でいざこざが起こり、ジェフとバンドは対立、裁判沙汰、現在は分裂している。

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マイケル・キスク

「ハロウィン」の2代目ヴォーカリスト。出世作であり歴史的名作である「守護神伝第1章」から参加したスーパー・ヴォーカリスト!

その豊かな圧倒的ハイトーンと、美しい声が特徴で、彼が「ハロウィン」の疾走する美しいメロディーのパワー・メタルを歌った事により、今までになかった新しいメタルが生まれた!

そしてそれがドイツの新しいへヴィ・メタルのムーブメントを生み出した!

しかし「ハロウィン」はメタルにとらわれない幅広い音楽性を目指し、ファンを困惑させる。そしてマイケルは彼を取り巻く状況やバンドとの関係に疲れはて、脱退する!

マイケルはへヴィ・メタルから長年に渡って離れる事になってしまった。そして時々退屈なアルバムを発表した。

しかし「エドガイ」のトビアス・サメットが自身のプロジェクト「アヴァンタジア」にマイケルをゲストで歌わせる声に成功して、彼をメタルの世界に引き戻した!その功績は大きい!ノーベル賞モノである!

そして「プラス・ヴァンドーム」「ユニソニック」を経てついに「ハロウィン」と合流!

パンプキン・ユナイテッドで世界を興奮のるつぼに叩き込み、ニュー・アルバムを制作中!

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ウォーレル・デイン〉

「サンクチュアリ」のヴォーカリスト。邪悪さと怒りに満ちた歌声、切り裂く様なハイトーン!そして独特の視点で描かれる凄まじい歌詞が「サンクチュアリ」の音楽を特別なモノにした!

そう「サンクチュアリ」の様なバンドは他にいないのだ!

しかしレコード会社からの圧力で、バンド内は分裂、解散してしまった!

ウォーレルは新たに「ネヴァーモア」を結成して、その遺伝子を守って来た。それは極めて高い音楽性を誇っていた。が、日本ではそれほどの成功は得られなかった。何故だ!

「アーチ・エネミー」の素晴らしさを世界で最初に認めた日本が何故だ!

「サンクチュアリ」は再結成した!ウォーレルは凄まじいオーラを放っていた!ニュー・アルバムも出した!

が、悲しい事にウォーレル・デインは亡くなってしまった!これからという時に!

悲しい!

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〈二井原 実〉

「ラウドネス」のヴォーカリスト。とにかく地声が高い!そして独特の声質!ラウドネスのサウンドを決定付けている!

世界的成功の後、脱退してしまい、ラウドネスは他のヴォーカリストを使ったが、どうあがいてもラウドネスは二井原 実しかあり得ない!

そしてオリジナル・メンバーが再び集結して活動する様になった!

途中、樋口 宗孝さんの死という悲劇があったが、現在まで様々な企画を催し、ファンを楽しませてくれている。

二井原 実の声は現役バリバリである!

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〈森川 之雄〉

メジャー・デビュー後の「アンセム」の2代目ヴォーカリスト。名作「Gypsy Ways」から参加して、凄まじいパワーと歌唱力、気迫を聞かせた、日本が誇るメタル・ヴォーカリスト!

その壮絶な歌唱は聞く者の涙を誘う!強力なシャウトは体に電撃を受けたかの様な衝撃である!

名曲「Hunting Time」はメタルの歴史に残る素晴らしい歌唱が聞ける!

が、1992年に「アンセム」は解散してしまった!

2000年に「アンセム」はグラハム・ボネットをヴォーカリストに、一時的な活動をした後、坂本英三をヴォーカリストにして再結成する!

そして坂本は脱退、その後、ついに森川之雄が「アンセム」に復帰する!

この時を待っていたのだ!再び「アンセム」で、あの凄まじい歌唱が聞けるとは!

「Absolute World」「Engraved」の名作を発表、そして驚異的アルバム「Nucleus」を世界に向けて放った!

森川之雄の歌唱は、「アンセム」の曲は、聞く者の勇気を鼓舞する力がある!決してBGMには出来ない、真剣勝負である!

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★~★~★~★

いかがでしょうか?あくまで私個人の好みですが、選ばれて当然の方々です。

他にも紹介したいヴォーカリストはいますが、ここまでにしたいと思います。

だれそれが入っていないという事は、どこにでもある事なのでご了承下さい。

私が選んだ最強のヴォーカリスト達を語る。

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

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第130話 私が選んだ最強のハード・ロック・ヴォーカリスト達を語る

こんにちは、トリスタンです。

今日は私が個人的に選んだ最強のハード・ロック・ヴォーカリスト達を紹介したいと思います。

ロックの世界の中で、輝かしい歴史を残したヴォーカリスト達。人それぞれに好みは別れますが、私が選んだのはごくごく当たり前の方々です。

初心者の方の参考になればと思います。

今回はハード・ロック限定で、へヴィ・メタル・ヴォーカリストは次回に紹介したいと思います。

ハード・ロックとへヴィ・メタルの両方の経歴を持つヴォーカリストは重複して紹介する事になります。

そして順位はつけません。そんな無意味な事はいたしません。スポーツでは無いので。

〈ロバート・プラント〉

「レッド・ツェッペリン」のヴォーカリスト。驚異的なハイトーンが売りですが、声そのものがやはり素晴らしい!

あの凄まじい音楽に、詩とメロディを乗せて歌って来たキャリアは称賛すべきです!

そしてあの美しいルックス!ロック・ヴォーカリストはかくあるべきである!

わりと早い時期に高音域が出なくなったのは残念ですが、出ないなら出ないなりの表現があり、その魅力はあまり衰えていないのが凄い!

誰もが納得の最強ヴォーカリスト!

〈イアン・ギラン〉

「ディープ・パープル」のヴォーカリスト。こちらも驚異的なハイトーンが売りですが、基本的な声は中域のバリトンの様です。

頭から出すテクニックで、あの高音域を出しているらしく、強烈なインパクトを持った声です!

また「Speed King」の様なアグレッシブな歌い方が出来るパワーもあり、凄まじい!

パープルを脱退した後の「ギラン」で中高音域がパワーアップしてさらに凄い!

「ディープ・パープル」再結成に参加したが、脱退、再加入する!そして年と共に高音域は出なくなってしまった。

しかし現在も元気にパープルで歌っている。

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〈クラウス・マイネ〉

「スコーピオンズ」のヴォーカリスト。そのまろやかな声が魅力。そしてやはりハイトーンが素晴らしい!

正真正銘のテノールと言える。一度は喉を痛めて、ヴォーカリスト生命は絶たれたと思われたが、奇跡的に復活!バンドはへヴィーなサウンドへと進化する。

今も元気に活躍中。

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〈グレン・ヒューズ〉

第3期「ディープ・パープル」でメジャーになり、その後数多くのアーティストと共演する事になる、神の声を持つ男!

パープル時代はハイトーン過ぎて、声も細かったが、その後圧倒的なアグレッシブ・ヴォイスになり、今も尚衰える事の無い怪物の様なヴォーカリストである!

トニー・アイオミ、ゲイリー・ムーア、ジョン・ノーラムとの共演が素晴らしい!

ソロでも活動していたが、ジョー・リン・ターナーと組んだ事もあった。

現在「デッド・デイジーズ」に加入している。

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〈デイヴィッド・カヴァデール〉

第3期「ディープ・パープル」でデビューしたブルーズ・ヴォーカリスト。パープル脱退後は「ホワイト・スネイク」で活躍し、世界的にブレイクする!

男らしい魅力に溢れるエモーショナルな歌声が魅力。やはりハイトーンも凄い。

ジミー・ペイジと組んでアルバムを出し、ツェッペリンを歌った事もあった。

今も尚元気に活躍中。

〈ジョン・ロートン〉

「ルシファーズ・フレンド」で素晴らしい歌声を披露し、その後「ユーライア・ヒープ」で活躍する。

わりとマイナーな存在だが、「ルシファーズ・フレンド」の「Ride In The Sky」が、あまりに素晴らしいので、紹介させて頂きました。

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〈フレディー・マーキュリー〉

「クイーン」のヴォーカリスト。今世界で一番有名なんじゃないかな?

説明は不要ですね。最強です!

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〈ロニー・ジェイムス・ディオ〉

「レインボー」の初代ヴォーカリスト。リッチー・ブラックモアと組んだ事により、まさにハード・ロックに魔力を出現させてしまった魔界の帝王!

中世の伝説をリアルに蘇らせるそのキャラクターは、他の追随を許さない!「Tarot Woman」「Stargazer」は歴史的名曲!

Long Live Rock ‘n’ Roll !

亡くなって10年になる。悲しい。

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〈グラハム・ボネット〉

ロニーの後を継いで「レインボー」の2代目ヴォーカリストとなった驚異的な声を持つ男!

その後マイケル・シェンカーと組み、「黙示録」という名盤を発表する。

そして「アルカトラス」で劇的に復活!イングヴェイ・マルムスティーンを世に送り込んだ!

その圧倒的な声域と圧倒的なパワー!

「グラハム・ボネット・バンド」として活動していたが、最近「アルカトラス」の名前を復活させている。

現在も活躍中の怪物ヴォーカリスト!

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〈ジョー・リン・ターナー〉

「レインボー」3代目ヴォーカリスト。素晴らしい歌声と素晴らしいルックスを持つ男!しかし当時は昔のファンには不評。

だが、「レインボー」の躍進に大きく貢献する!その後、イングヴェイと組み、さらに「ディープ・パープル」加入と、波乱の経歴を持つ!日本の梶山章とも組んだ!

そのエモーショナルな歌声は素晴らしい!ブルーズも見事!

しかし残念ながら「レインボー」再結成に参加し損ねた。

現在も活躍中?

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〈スティーヴ・ペリー〉

「ジャーニー」のヴォーカリスト。ジョー・リン・ターナーと同様か、それ以上のエモーショナルさを持つ奇跡の男。

ソロに於いても大ブレイク!フレディー・マーキュリーに並ぶビッグ・ネームではないか?

ジャーニーは一度解散したが、黄金のメンバーで再結成する!しかしスティーヴ・ペリーはすぐに脱退してしまい、音楽の世界に姿を見せなくなってしまった。

が、嬉しい事に2018年、久しぶりにソロ・アルバム「トレイシズ」を発表した!

何と心に沁みる歌声だろうか。

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〈ジョーイ・テンペスト〉

「ヨーロッパ」のヴォーカリスト。個人的趣味で選びましたが、実際、彼の様なヴォーカリストは他にいないのではないか?

日本に北欧メタルの旋風を巻き起こした男!

そして「The Final Countdown」は世界に吹き荒れた!

一度解散したが、ジョン・ノーラムを伴って再結成!

現在も活躍中。

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〈マーク・ボールズ〉

「イングヴェイ・マルムスティーン」の2代目ヴォーカリスト。最強のハイトーンを持つ男!

その後色々な経歴を持つが、やはりイングヴェイと組むのが一番いい!

個人的に「Alchemy」が一番気に入っている!

しかしイングヴェイがああだからなあ。

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いかがですか?選ばれて当然の方々ですよね。

次回は最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリストを紹介します!

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

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