第131話 私が選んだ最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリスト達 を語る

こんにちは、トリスタンです。

今日は前回の最強のハード・ロック・ヴォーカリストに続いて、最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリストを紹介したいと思います。

やはり好みの問題がある訳ですが、今回もごくごく当たり前の方々を紹介する事になるでしょう。

初心者の方の参考になればと思います。

順位はつけません。

前回と重複する方がいますが、ご了承下さい。

ロニー・ジェイムス・ディオ

「レインボー」で、最強のハード・ロック・ヴォーカリストに君臨した後、「ブラック・サバス」に加入、その魔力を存分に発揮して最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリストの地位をも、やすやすとモノにした!

あの強力な声はへヴィ・メタルに於いて、圧倒的な魅力を放ち、新しい時代を築いた!

しかし、脱退する事になり、自らのバンド「ディオ」を結成する!

We Rock !

快進撃を続けるも、再び「ブラック・サバス」と合流、そして分裂。そして「ディオ」再結成!

We Rock !

最後のキャリアとなったのは「ヘヴン・アンド・ヘル」。世界中から圧倒的な歓迎を受けた!

そして残念ながら胃ガンで10年前に亡くなってしまった!悲しい!

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オジーオズボーン

「ブラック・サバス」の初代ヴォーカリスト。独特の歌声で「ブラック・サバス」の音楽を象徴する存在となった!

脱退後はシャロン・オズボーンのマネージメントによって、自らのバンドを率いて大成功する!

数々の伝説を残したが、ランディ・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルド等のスーパー・ギタリストを世に送り出した功績は大きい!

再びオリジナル「ブラック・サバス」は世界を席捲し、幕を降ろした。

オジーは現在パーキンソン病と戦っている。

回復を心から願う。

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ロブハルフォード

「ジューダス・プリースト」のヴォーカリスト。初期はドラマチックなハード・ロックで、圧倒的なハイトーンを聞かせていたが、80年代には本格的なへヴィ・メタル・サウンドを確立する!

切り裂く様なハイトーンのシャウトはへヴィ・メタルと言う音楽を最高に演出する!

しかし、あろうことか名盤「Painkiller」の後、「ジューダス・プリースト」を脱退してしまい、時代に迎合したメタル・バンド「ファイト」を結成する!

その後、「ハルフォード」で正統的へヴィ・メタル・サウンドに返り咲き、めでたく「ジューダス・プリースト」に復帰する!

メタル・ゴッドにふさわしい圧倒的な貫禄と風格を備え、現在も活躍中!

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〈ブルース・ディッキンソン〉

「アイアン・メイデン」の2代目ヴォーカリスト。歴史的名盤の「魔力の刻印」から加入し、その驚異的歌唱力で「アイアン・メイデン」の音楽を高い次元に、いや完璧なモノにしてしまった!

やはり独特のキャラクターがあり、代わりが務まる者など存在しない!

一度「アイアン・メイデン」を脱退してしまい、「アイアン・メイデン」、「ブルース・ディッキンソン」両者が先細りしてしまった!

しかしめでたく復帰(ジューダス・プリーストと同じパターン)、現在も更なる躍進を続けている!

年齢を重ね、太く、豊かな声になり、しかも声域も広がり、魅力がアップしている!凄い!

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〈クラウス・マイネ〉

「スコーピオンズ」のヴォーカリスト。70年代はハード・ロックであったが、80年代に入り、名盤「Black Out」より切れ味鋭いへヴィ・メタル・サウンドとなった!

前回も書いたが、喉を痛めてヴォーカリスト生命が危ぶまれたが、奇跡的に復帰した!

続く「Love At First Sting」収録の「Hurricane」は世界を制覇した!

圧倒的歌唱力で我らをねじ伏せる!

現在も活躍中!

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〈ジェフ・テイト〉

「クイーンズライク」のヴォーカリスト。驚異的なハイトーンと歌唱力、そして神の様な威厳を持つ声で、へヴィ・メタルを高い次元に引き上げた!

深い哲学性を持ち、社会に鋭い感性でメスを入れ、プログレッシブな名作を生み出した!

名曲「Roads To Madness」は芸術的叙事詩である!そしてコンセプト・アルバム「Operation:mindcrime」で歴史を作った!

が後に、音楽路線がグランジ系になり、ファンは失望する。そして名作は生まれなくなった。

そしてグループ内でいざこざが起こり、ジェフとバンドは対立、裁判沙汰、現在は分裂している。

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マイケル・キスク

「ハロウィン」の2代目ヴォーカリスト。出世作であり歴史的名作である「守護神伝第1章」から参加したスーパー・ヴォーカリスト!

その豊かな圧倒的ハイトーンと、美しい声が特徴で、彼が「ハロウィン」の疾走する美しいメロディーのパワー・メタルを歌った事により、今までになかった新しいメタルが生まれた!

そしてそれがドイツの新しいへヴィ・メタルのムーブメントを生み出した!

しかし「ハロウィン」はメタルにとらわれない幅広い音楽性を目指し、ファンを困惑させる。そしてマイケルは彼を取り巻く状況やバンドとの関係に疲れはて、脱退する!

マイケルはへヴィ・メタルから長年に渡って離れる事になってしまった。そして時々退屈なアルバムを発表した。

しかし「エドガイ」のトビアス・サメットが自身のプロジェクト「アヴァンタジア」にマイケルをゲストで歌わせる声に成功して、彼をメタルの世界に引き戻した!その功績は大きい!ノーベル賞モノである!

そして「プラス・ヴァンドーム」「ユニソニック」を経てついに「ハロウィン」と合流!

パンプキン・ユナイテッドで世界を興奮のるつぼに叩き込み、ニュー・アルバムを制作中!

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ウォーレル・デイン〉

「サンクチュアリ」のヴォーカリスト。邪悪さと怒りに満ちた歌声、切り裂く様なハイトーン!そして独特の視点で描かれる凄まじい歌詞が「サンクチュアリ」の音楽を特別なモノにした!

そう「サンクチュアリ」の様なバンドは他にいないのだ!

しかしレコード会社からの圧力で、バンド内は分裂、解散してしまった!

ウォーレルは新たに「ネヴァーモア」を結成して、その遺伝子を守って来た。それは極めて高い音楽性を誇っていた。が、日本ではそれほどの成功は得られなかった。何故だ!

「アーチ・エネミー」の素晴らしさを世界で最初に認めた日本が何故だ!

「サンクチュアリ」は再結成した!ウォーレルは凄まじいオーラを放っていた!ニュー・アルバムも出した!

が、悲しい事にウォーレル・デインは亡くなってしまった!これからという時に!

悲しい!

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〈二井原 実〉

「ラウドネス」のヴォーカリスト。とにかく地声が高い!そして独特の声質!ラウドネスのサウンドを決定付けている!

世界的成功の後、脱退してしまい、ラウドネスは他のヴォーカリストを使ったが、どうあがいてもラウドネスは二井原 実しかあり得ない!

そしてオリジナル・メンバーが再び集結して活動する様になった!

途中、樋口 宗孝さんの死という悲劇があったが、現在まで様々な企画を催し、ファンを楽しませてくれている。

二井原 実の声は現役バリバリである!

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〈森川 之雄〉

メジャー・デビュー後の「アンセム」の2代目ヴォーカリスト。名作「Gypsy Ways」から参加して、凄まじいパワーと歌唱力、気迫を聞かせた、日本が誇るメタル・ヴォーカリスト!

その壮絶な歌唱は聞く者の涙を誘う!強力なシャウトは体に電撃を受けたかの様な衝撃である!

名曲「Hunting Time」はメタルの歴史に残る素晴らしい歌唱が聞ける!

が、1992年に「アンセム」は解散してしまった!

2000年に「アンセム」はグラハム・ボネットをヴォーカリストに、一時的な活動をした後、坂本英三をヴォーカリストにして再結成する!

そして坂本は脱退、その後、ついに森川之雄が「アンセム」に復帰する!

この時を待っていたのだ!再び「アンセム」で、あの凄まじい歌唱が聞けるとは!

「Absolute World」「Engraved」の名作を発表、そして驚異的アルバム「Nucleus」を世界に向けて放った!

森川之雄の歌唱は、「アンセム」の曲は、聞く者の勇気を鼓舞する力がある!決してBGMには出来ない、真剣勝負である!

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★~★~★~★

いかがでしょうか?あくまで私個人の好みですが、選ばれて当然の方々です。

他にも紹介したいヴォーカリストはいますが、ここまでにしたいと思います。

だれそれが入っていないという事は、どこにでもある事なのでご了承下さい。

私が選んだ最強のヴォーカリスト達を語る。

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

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