第157話 スコーピオンズ/禁断の刺青 を語る

スコーピオンズ/禁断の刺青~ラヴ・アット・ファースト・スティング 1984年 発表。

名盤「Black Out」に続く作品は、全米6位を記録する不滅の名作となった!

時はまさにへヴィ・メタル全盛期、偉大なバンドが次々と名作を発表し、百花繚乱の時代であった!

そんな中、スコーピオンズは完璧なアルバムを発表し、世界中をツアーしまくった!MTVやラジオの力もあり、頂点へと翔上った!

いや凄かったなこの時代のスコーピオンズは!

70年代のスコーピオンズも素晴らしかったが、この時代のスコーピオンズはもう別ものとして考えた方がいいな。

クラウス・マイネは歌声も凄かったが、ライヴで観客を煽るのがうまかった。あれじゃ盛り上がるだろう!

マティアス・ヤプスのギターは、あらためて聞くとかなりいい!マイケル・シェンカーに迫るものがある!いい過ぎか?

そしてやはりルドルフのリフは素晴らしい!最高の切れ味である!曲作りのクオリティーも高い!

2015年発表のリマスター盤を聞きまくっているが、捨て曲は全く無く本当に爽快で素晴らしい!今の時代にこれ程の名盤はまず生まれないだろう。後は「ハロウィン」の新作に期待するのみだな。

〈Love At First Sting〉

1)Bad Boys Running Wild

オープニングのマティアス・ヤプスのギターがスリリングで効果的!これはいい!続くルドルフの重厚で切れ味鋭いリフが、魔の帝王の様な威厳を放つ!カッコいいぞ!

シンコペーションのリズムに乗り、クラウスが見事な歌声を放つ!上手い!いい声だ!

Bad Boys running wild !

2度目のサビの終わりの部分のコーラスが美しい!

way~!

マティアスの鋭いギターもいい!

オープニングにふさわしい名曲!

2)Rock You Like A Hurricane

誰もが知る、一世風靡したあのリフが聞こえて来る!アイデア次第でこれ程素晴らしいリフが生まれるという最高の手本である!

その上に乗るマティアスのリード・ギターも見事な効果を上げている!

意表をついてクラウスの囁く様なヴォーカルから始まる。いいじゃないか。

サビはあのリフに乗せて

Here I am !

このコーラスがまた美しい!

そしてクラウスの煽り声が曲を盛り上げる!

へヴィ・メタルの歴史に燦然と輝く名曲!

3)I’m Leaving You

イントロは何か「ラウドネス」っぽい。しかし曲は清涼感があり、キャッチー。さながらTNTの様だ。変な例えか。

いい曲だ。

4)Coming Home

まるで70年代のブリティッシュ・ロックのバラードの様に始まる。これは驚いた。美しい。

そしてパワフルなメタル・サウンドに変化するが、妙に物悲しい雰囲気がある。

吼える様なギター・ソロがカッコいい!

ヨーロピアン・メランコリー・メタルですね。ライヴのオープニング曲になった。

5)The Same Thrill

パワー全開のメタル!「Can’t Get Enough」の流れかな。

クラウス・マイネが、ルドルフ・シェンカーが暴れ回る姿が目に浮かぶ!

6)Big City Nights

「Hurricane」と並んでこのアルバムを代表する名曲!印象的なリフとキャッチーなサビ。

曲作りは絶好調と言える。

ルドルフのギター・ソロもなかなかいい。

7)As Soon As The Good Times Roll

こんな曲もあったのか、地味な存在だったがあらためて聞くと凄くいい曲じゃないか!

ムードがあるし、サビの哀愁感は見事!しかしライヴ向きでは無いのだろうな。

8)Crossfire

こちらもこんな曲があったのか、という感じだが、素晴らしい名曲じゃないか!

マーチング・ドラムが効いていて雰囲気がある!

Understand !

のコーラスが印象的だ!

9)Still Loving You

こちらもこのアルバムを代表する名曲!スコーピオンズのバラードは本当に素晴らしい!

クラウスの歌の上手さは際立っている!囁く歌い出しは絶品!そして雄大なサビは本当に感動的!

ギターのあのメロディーは心にこびりつく。

この曲のヒットにより、フランスで出生率が上がったという話は面白かった。この曲を聞くと愛し合いたくなるんだな。フランス人かわいいぞ!スコーピオンズは貢献している!

日本では「スーパー・ロック ’84 イン・ジャパン」が開催された。ラインナップは、「アンヴィル」「ボン・ジョヴィ」「スコーピオンズ」「MSG」「ホワイトスネイク」という信じられない豪華さ!この時の印象が強い!残念ながら見に行けなかったが、凄い時代だった!

〈SCORPIONS〉

Klaus Meine:Vocals

Rudolf Schenker:Guitars

Matthias Jabs:Guitars

Francis Buchholz:Bass

Herman Rarebell:Drums

SCORPIONS / Love At First Sting を語る。

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第156話 ハロウィン/ウォールズ・オブ・ジェリコ を語る

ハロウィン/ウォールズ・オブ・ジェリコ 1985年 発表。

ギタリスト、カイ・ハンセンのヴォーカルをフィーチャーした1stフル・アルバムは、へヴィ・メタルの魅力に溢れた歴史的名盤!

カイ・ハンセンのヴォーカリストとしての評価は高くないが、このアルバムには魔力が宿っている!

この「Walls Of Jericho」を聞く限り、カイ・ハンセンは本当に素晴らしいヴォーカリストなのだ!このアルバムの魅力を引き出していると思う。

ガンマ・レイでヴォーカルを勤めているのは、このアルバムの威光によるものだと思う。

しかしパワー・メタル一直線で、本当に素晴らしい!聞いていて爽快である!

2バスで疾走し、ハイトーンのスクリーム、美しいツイン・リード!そして充実した楽曲等、すでに完成している!

いつの時代も強い輝きを放つアルバムが存在する。そして魔力が宿っている。

〈Walls Of Jericho〉

side A

1)Walls Of Jericho

ハロウィンのテーマ・メロディーがブラス(シンセ?)によって勇壮に奏でられ、壁は崩れ落ちる!

2)Ride The Sky

マシンガンの様なギター・リフが轟く!この瞬間血が逆流する!そしてカイのスクリーム!曲は猛スピードで疾走する!

カイは歌う、メタル以外の何ものでもないメロディーを。そしてBメロは哀愁の旋律となり、中音域で歌う!さりげなくかけられたディレイが効果的!

Ride the sky !

カイのスクリームが天高くこだまする!力強いリズムと神聖な響きのキーボードは、この素晴らしいサビを演出する!

そして怒涛の如きツイン・リードが炸裂する!ドラマチックに構築されていて寸分の隙も無い!カイの代表作のギター・ソロは本当に見事に作り上げられている!

最後のサビは繰り返され、どんどん高くなってゆく!

Ride on !

カイの話によれば、ルシファーズ・フレンドの「Ride In The Sky」からインスピレーションを得てこの曲を作ったらしい。

どちらも名曲!

3)Reptile

ツイン・ギターからへヴィーなリフへ繋がり曲が始まる!カイのヴォーカルは邪悪さを出している!

Reptile !

この感じが独特で、カイの魅力に溢れている!

最後はメロディックなフレーズで終わる。

4)Guardians

へヴィーなリズムにツイン・ギターがからみ、印象的なベース・ラインと共に疾走する!

カイのハイトーンがこだまする!この時代の曲はメロディーに特徴がある。

サビはメジャー・キーで栄光のメロディーを歌う!ここでジャーマン・メタルのもうひとつの手法が提示された!この手法は広く受け継がれる事になる!

ギター・ソロは歌う様なメロディーが多く登場し、聞かせてくれる。

最後のサビは繰り返しでキーが1音上がり、クワイア風のキーボードを加え、さらに感動的に演出されている!このアイデアに敬意を表する!本当にいい曲だ!

5)Phantoms Of Death

へヴィ・メタルらしいリフから始まり、歌が入ると劇的なキーボードが加わり感動的!

Bメロからダークなメタルサウンドに移行する。

Phantom Of Death !

ギター・ソロはまた見事に構築されていてドラマチック!後に「Halloween」という名曲を生み出す才能の片鱗が見える。

やはりただ者ではない。

side B

6)Metal Invaders

またしてもマシンガン・リフと共に始まり疾走する!

Bメロが哀愁のメロディーで、ディレイが効いていてドラマチックで素晴らしい!

ギター・ソロは「Ride The Sky」の如くツイン・リードの構築が見事!

本当にいい曲が収録されている!

7)Gorgar

仰々しいイントロから、ジューダス・プリーストの如く、体が横に揺れるリフ!これはたまらん!メタルを聞く喜びはここにある!

ギター・ソロで、「Future World」をライヴでプレイする時のイントロでカイがいつも弾くグリーグの「ペールギュント~山の王の殿堂にて」が登場する。

8)Heavy Metal(Is The Law)

歓声が湧き、擬似ライヴ風に演出されている。これがメタルだ!

オーディエンスとカイの掛け合いも面白い!

この曲には今のメタルが忘れてしまったメタルへの純粋な愛がある!

Heavy Metal !

9)How Many Tears

マシンガン・リフから始まるマイケル・ヴァイカートの名曲!全編を哀愁のメロディーが支配する!

マイケル・キスクが歌うのも素晴らしいが、カイの歌も負けていない!曲の魅力を見事に引き出している!

中間部でスローになり、美しいメロディーが強調されて、とてもドラマチック!ライヴではさらに引き延ばされていて面白い。

再び疾走し、サビが繰り返されるが、荘厳なキーボードが加えられて、さらに感動的!

やはりただ者ではない!

この路線で続けても十分素晴らしいが、マイケル・キスクを加入させて、ハロウィンはとんでもないレベルまでクオリティーを上げる事になる!

これはメタルの歴史における大事件であった!

〈HELLOWEEN〉

Kai Hansen:vrrr, grrr

Michael Weikath:grrr

Markus Grosskopf:brrr

Ingo Schwichtenberg:drrr

そしてインゴ・シュヴィヒテンバーグのご冥福をお祈り致します。

HELLOWEEN / Walls Of Jericho を語る。

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第155話 アヴァンタジア/The Metal Opera を語る

トビアス・サメッツ・アヴァンタジア/ザ・メタル・オペラ 2001年発表。

エドガイのトビアス・サメットが、マイケル・キスク他、豪華ゲストを迎えて驚異のメタル・オペラを作り上げた!

エドガイでの活躍がめざましいトビアス・サメットであったが、まさかこれ程の偉業を成し遂げるとは思わなかった!

「クイーンズライク」の「Operation:mindcrime」以降、メタル・オペラの類いが数多く作られて来たが、その中で最も高い価値を持つのはこの「アヴァンタジア」だと思う。

配役ごとに専任のヴォーカリストを迎えたのも豪華だが、何と言っても最大の功績はへヴィ・メタルから離れていたマイケル・キスクを引き込んだ事だ!

この事をきっかけにマイケル・キスクのへヴィ・メタルへの復帰、ハロウィンへの復帰への道が開けたのだ!

トビアス・サメットには、「ノーベル・メタル賞」を授けるべきだ!

それにしてもいい曲が揃ったアルバムだ。このシリーズの中で最も高いクオリティーだと思う。

〈AVANTASIA〉

1)Prelude

物語の始まりを告げる前奏曲。

2)Reach Out For The Light

前奏曲のメロディーが力強く疾走する!これぞジャーマン・メタル!

ガブリエル役のトビアスが力強く歌い出す!Bメロでテンポダウンしてクワイアも登場する!いいぞ!

そしてルゲイド役のマイケル・キスク登場!モーツァルトのクラリネット協奏曲を思わせる美しいメロディーを堂々と歌い上げる!感動的である!マイケル・キスクがメタルに帰ってきた歴史的瞬間である!

ギター・ソロの後、荘厳なオーケストレーションが響く。トビアスのアレンジか!

そしてマイケル・キスクの歌うサビが繰り返されるが、2回目はキーが1音上がり、さらに感動が増す!本当に素晴らしい!

歴史的名曲!

★YouTube/Reach Out For The Lightはこちら

3)Serpents In Paradise

3連符のリズムが力強く疾走する!

トビアスが力強く歌い出す!

ガブリエルとヤコブが登場するが、これは対話形式になっている訳ではないらしい。

サビの力強いメロディーに思わず力が入る!

4)Malleus Maleficarum

荘厳な音楽に乗せて、エルス・ヴォグラーが拷問にかけられ、悲鳴が轟く!

かわいそう。

5)Breaking Away

再びトビアスとマイケルのデュエット!

ルゲイドとガブリエルが監獄から抜け出し、突破すると高らかに歌う!

正統派メタル・サウンドが轟く!

Breaking away !

6)Farewell

ケルトのメロディーが物悲しく響き渡るバラード。

ガブリエルとアナの別れの歌らしいが、トビアスの歌に続き、シャロン・デン・アデルが登場する。

この時初めてシャロンの歌声を聞いて、あまりの美しさに驚いた!今でこそ超大物だが、この当時「ウィズイン・テンプテーション」はメジャーではなく、知らなかった。

最後にマイケルのハイトーンが美しく、繰り返される。

7)The Glory Of Rome

荘厳なイントロから、アップテンポの正統派メタルが炸裂する!

物語はよく理解できないが、こう言う問答無用のカッコいい曲が出てくるので、楽しめる!

ファルクとヨハン・アダム・フォン・ビッケン、ガブリエル、クレメンス8世法王が登場する。

8)In Nomine Patris

オーケストレーションによる短いインスト。

9)Avantasia

ルゲイド・ヴァンドロイの導きにより、森の空地から、ガブリエルを精神世界(アヴァンタジア)へと送り込む。

勇壮な8ビートに乗せ、タイトル曲が登場する。トビアスとマイケルのデュエット!

堂々たるサビのメロディーはメタル・アンセムとして輝きを放つ!

10)A New Dimension

アヴァンタジアにやって来たガブリエルは、今まで体験したことの無い美しい自然に出逢う。

11)Inside

小人の妖精、レグリンとエルデレンはガブリエルに自分たちの事を話す。

カイ・ハンセンとアンドレ・マトスの登場。如何にもという配役である。

12)Sign Of The Cross

荘厳なコーラスに続き、ミドルテンポのリズムに乗り、キーボードのリフが華麗に舞う!これはカッコいいリフだ!

法王役のオリヴァー・ハートマンの歌声が凛々しく、マイケル・キスクの次に素晴らしい!

サビはこれまた勇壮で素晴らしい!

フォン・ビッケン役のロブ・ロック他、アンドレ・マトス、カイ・ハンセンも引き続き登場。

アヴァンタジアは危機に陥っているらしい。7つの封印を取り戻さなければいけない!

13)The Tower

美しいピアノ、キーボードに続き、トビアスは歌う。

Where do I go ?

それに続き、荘厳なコーラスが轟く!これはカッコいい!凄いぞ!

へヴィーなリズムに乗りガブリエルは一人語りを続ける。

そして「Reach Out For The Light」と並んで、メロディック・パワー・メタルの神髄へと曲は展開する!

ルゲイド役のマイケル・キスクの歌声が登場!この素晴らしいメロディーは何だ!

続いてエルデレン役のアンドレ・マトス、そしてガブリエル、そして再びマイケル!

塔の中の声と法王が対話する。

そしてルゲイドは高らかに宣言する!

I Realize !

全員により荘厳なコーラスが繰り返される!

栄光 !

ギター・ソロ、キーボード・ソロが続き、最後はマイケル・キスクがトドメを刺す!

この素晴らしいサビが繰り返されるのを聞いていると涙が出そうだ!トビアス・サメット、本当によくやってくれた!

ガブリエルは塔へと進む!

物語は続く。

★YouTube/The Towerはこちら

(ロード・オブ・ザ・リングの映像を使ったこの動画が素晴らしい!感動です!)

〈TOBIAS SAMMET’S AVANTASIA〉

Tobias Sammet as Gabriel Laymann

Ernie as Lugaid Vandroiy

Kai Hansen as Regrin, the dwarf

David Defeis as Jakob, the Dominicaon monk

Andre Matos as Elderane, the elf

Oliver Hartmann as Pope ClemensⅧ

Sharon Den Adel as Anna Held

Rob Rock as bishop johan Adam von Bicken

Ralf Zdiarstek as bailiff Falk von Kronberg

Timo Tolkki as voice in tower

★~★~★~★

Henjo Richter:rhythm&lead guitars

Markus Grosskopf:bass guitar

Alex Holzwarth:drums

Frank Tischer:piano

Norman Meiritz:acoustic guitar

Tobias Sammet:piano, keyboads&orchestration

Jens Ludwig:additional lead guitars

そしてアンドレ・マトスのご冥福をお祈り致します。

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第154話 アースシェイカー /Earthshaker を語る

アースシェイカー/Earthshaker 1983年 発表。

「ラウドネス」に続いて登場したへヴィ・メタル・バンド「アースシェイカー」!日本のメタル・シーンに新しい風を巻き起こした!

世の中はへヴィ・メタルの旋風が吹き荒れていた。

日本からは「ラウドネス」が登場した!キッズは宗教の如く信仰し、崇拝した!凄いカリスマ性があった!

そして「アースシェイカー」もシーンに躍り出た!デビューアルバムのプロデューサーは何と伊藤政則氏だ!

「ラウドネス」に比べるとメンバーは若干ダサかったが、音楽は魅力的な曲ばかりで、キッズの心をすぐにつかんだ!

今聞いても優れたアルバムだと思う。西田のエモーショナルなヴォーカル、石原の泣きのギターは国宝級だ!

若かった頃は、石原のギターの真の魅力に気付いていなかった。あの頃はテクニックがもてはやされていた時代だった。

実は高崎晃に匹敵する「格」を持った音を出していたのだ。恐ろしい事実だ。

私はギタリストをテクニックではなく、音からにじみ出る「格」で判断し、評価する。

〈Earthshaker〉

side A

1)Earthshaker

作詞/西田昌史

Dmのリフのカッコよさが決定的!ミドルテンポで進撃する名曲!

~暗闇と光の時の中で~

日本語の歌詞も西田の歌声もカッコ良かった!サビはメタル・アンセムだ!

~アースシェイカー大地に~

サビはみんなで歌おう!

そしてベースは劇的なラインでうねりを出す。

ギター・ソロはアームを使って吼えまくる!強力だ!キレのいいピッキングから弾き出される音は私の心臓を貫く!

エンディングのオーバーダブされたツインギターも強烈だ!

大地を揺るがすアースシェイカー!

2)Wall

重戦車が疾走する!

へヴィーでキャッチー!印象的なメロディーが心に残る。

ギター・ソロの構成がよく考えられていて素晴らしい!

あまり音は良くないが、それが逆にこの曲の魅力を引き立てている。

これがメタルだ!

3)412

イントロのリフからしてキャッチー!

心が高揚するメロディーだ!西田の歌も見事!

ギター・ソロの代わりに出てくるキャッチーなリフがまた素晴らしい!曲の演出方法をよく心得ている!

ポップ・ロックのスタイルもすでに完成している。

4)I Feel All Sadness

泣きのバラード。西田の歌いっぷりは凄いしメロディーも素晴らしい!

そして石原の泣きのギターである!この泣き方は尋常ではない!世界のトップクラスと言って差し支え無い!これ程の才能が日本から生まれたとは!

拍手喝采!

side B

5)Dark Angel(Animals)

何とエイドリアン・スミスの曲!イントロが壮大!

疾走する正統派へヴィ・メタルでカッコいい!今聞くと「アンセム」を思わせる!

ギター・ソロは、ハーモニクスやアームが効果的に使われていてこれまたカッコいい!

隠れた名曲!

6)Marionette

実験的要素の強いロックン・ロール。

奇抜なアイデアが詰め込まれていて、非常に意欲的。

それでいてキャッチー!

アースシェイカー恐るべし。

7)Children’s Dream

へヴィーな音だがバラードっぽい泣きを放っている。

「Fugitive」のプロトタイプと言えるのではないか。

ギターも泣きまくっている!

8)Time Is Going

目一杯アグレッシブなメタル!この当時はスラッシュもデスも無く、これが最も強力だった。

この曲の正しいリズムが掴めない。スネアが頭の拍に聞こえるが、それでいいのか?

サビでは裏の拍にスネアが鳴っているのは判る。

9)夢の果てを

「Children’s Dream」同様、ハードなバラード。こちらのが「Fugitive」に近いか?

武道館ライヴのリバーブたっぷりの音がこの曲の魅力を引き立てていた。

ツイン・リードが圧倒的な泣きを放っている!

アースシェイカーならではの音楽性だと思う。

文句無しの名曲!

アースシェイカーのこの後の快進撃は目を見張るものがあった。

アースシェイカーのコピーをしないアマチュア・バンドなど無かったのでは、と思えた!

もちろん私もやりまくった。

〈EARTHSHAKER〉

西田“MARCY”昌史:Vocals

石原“SHARA”慎一郎:Guitars

甲斐“KAI”貴之:Bass

工藤“KUDO→”義弘:Drums

〈guest〉

中島 優貴:Keyboads

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第153話 イングヴェイ・マルムスティーン/トリロジー を語る

イングヴェイ・マルムスティーン/トリロジー 1986年 発表。

脱退したジェフ・スコット・ソートの後任は驚異のヴォーカリスト、マーク・ボールズ!「Marching Out」に並ぶ名盤となった!

イングヴェイ・マルムスティーンの芸術的な音楽にキャッチーさが加わり、より一層凄味を増した作品。

ジェフ・スコット・ソートが凄かったので、マーク・ボールズの登場は、この時それほど際立ってはいなかった。真の驚異を感じたのは「Alchemy」アルバムだった!

むしろ「You Don’t Remember~」「Liar」「Queen In Love」「Fury」「Trilogy Suite」などの名曲を収録していることに高い価値を感じる。

また、このアルバムはロシアで売れまくった事でも有名である。音楽性がロシア人の嗜好にあっていた事と、物不足のロシアでは人気のある商品は高い価値が付き、高額で取引が出来るためファン以外の大勢までもが、買ったためと言われている。

よってロシア公演は大盛況であった。

とにかくイングヴェイの快進撃は目を見張るものがあった!「ヨーロッパ」「シルヴァー・マウンテン」と共に北欧の美旋律を聞かせてくれるアーティストとして、頼もしい存在だった!

〈Trilogy〉

side A

1)You Don’t Remember, I’ll Never Forget

へヴィーでキャッチーで劇的なイントロを聞くと感情が高ぶる!さすがである!

メロディーは素晴らしいし、間奏のギター・ソロも美しい!

イングヴェイの音楽の方向性が力強く示された名曲!

2)Liar

こちらもイントロから血が騒ぐ!疾走するリズムにツイン・ギターのメロディー!

ダークなAメロに続いてキャッチーなサビ!

Liar !

ギター・ソロのアルペジオがキまっている!イェンスのソロも見事!

去っていったマルセル・ヤコブの事をネガティブに表した曲だと言う事だけ良くない。

3)Queen In Love

ハード・ロックらしいリフから始まり、8ビートが刻まれる。

美しいメロディーとキャッチーなサビ!イングヴェイの音楽はひと皮剥けたようだ。

ギターもいい感じに泣いている。

やはり名曲。

4)Crying

イングヴェイの泣きのギターを存分に味わえるインスト。

アコースティック・ギターの響きが美しい。

エレクトリック・ギターも決してやり過ぎず、理想的なバランスでプレイされている。

5)Fury

ハード・ロックらしい疾走感に乗り、マーク・ボールズの素晴らしいヴォーカルが、曲を理想的に完成させている!

イングヴェイの普遍の音楽性を表した曲と言える!かなりの名曲!

side B

6)Fire

全体的にいい曲だが、サビの

Fire !

が安直過ぎる気がする。もっと考えましょうよ、もったいない。

7)Magic Mirror

アップテンポの王道のハード・ロック!こう来なくちゃ!

サビの

Magic Mirror !

は文句無しのキャッチーさだ!

名曲!

8)Dark Ages

「I am a Viking」風の重いリズムに哀愁のメロディーが乗る!

マーク・ボールズの熱唱が実に素晴らしい!

あらためて聞くと本当に素晴らしい!

9)Trilogy Suite Opus:5

「Black Star」「Far Beyond The Sun」と並んで、イングヴェイのインストの代表曲と言える。

圧巻のパート 1、叙情的なパート 2、劇的な展開のパート 3、寸分のスキもない構成で一気に聞かせる!

溢れ出す才能を、見事に形として残した。

さすがである!

★~★~★~★

マーク・ボールズは残念ながら、この一枚で脱退してしまった。後任は何とジョー・リン・ターナー!

合わないのではないかと思った。スタイルが違い過ぎる!

しかし不思議なマジックが働いたのだ!

Yngwie Malmsteen:Guitars, Bass

Mark Boals:Vocals

Jens Johansson:Keyboads

Anders Johansson:Drums

Yngwie J. Malmsteen / Trilogy を語る。

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第152話 スコーピオンズ/復讐の蠍団~イン・トランス を語る

スコーピオンズ/復讐の蠍団~イン・トランス 1972年 発表。

「Fly To The Rainbow」に続く作品は圧倒的完成度を誇る名盤!

官能的歌声を聞かせるクラウス・マイネ、見事な曲作りと素晴らしいリフを刻むルドルフ・シェンカー、そして美しい旋律と芸術的フレーズを繰り出すウリ・ジョン・ロート(ウルリッヒ・ロート)!

この3人が奇跡の融合を果たした初期スコーピオンズは、神の祝福を受けた音楽を世界に解き放った。

真っ先に受け入れたのは日本のファンだったのだろう。

それは宿命的出逢いだったのだ。

幾星霜の時を越えて出逢う運命だったのだ。

私は嬉しく思う。

リアルタイムではないにせよ、この時代に生まれ合わせた事を。

百花繚乱の芸術作品が生まれた奇跡の時代に。

〈In Trance〉

Side 1

1)Dark Lady

勢いのあるシャッフルのリズムにウリのアームを使ったプレイが叫びを上げる!

そしてウリの独特の歌声が躍り出る!

クラウス・マイネは金切り声を上げる!

Dark Lady !

3連符のギターが美しいハーモニーを伴い舞い躍る!

ジミヘン譲りの派手なアーミングで、ウリのギターは吼える!

Dark Lady !

3連符のギターは徐々にキーを上げて行き、頂上まで登り詰める!凄まじい緊張感だ!

オープニングを飾る堂々たる名曲だ!

2)In Trance

哀しげなアルペジオからクラウスは美しいメロディーを歌い出す。

I’m in a trance !

サビは美しいハーモニーで歌われ、ルドルフのカミソリの様なギターがバッキングを鋭く刻む!

クラウスの歌声の後ろでウリのギターはさりげなく語る。

I’m in a trance !

ウリの美しい音色のギターがハーモニーを伴い、この世のものとも思えぬ美しい旋律を奏でる!素晴らし過ぎる!

クラウスのスキャットに続いてバンドは1つのメロディーを繰り返し、消えて行く。

途方もない名曲!

3)Life’s Like A River

いきなりウリのハーモニー・ギターが華麗に舞う!

スローバラードをクラウスはしっとりと歌う。

再びウリのハーモニー・ギター!メロディー・センスがハンパ無い!

クラウスは高らかに歌う。

ウリの泣きのギターが空高く舞う!本当に美しい!

その後ろでメロトロンが鳴っている気がする。

最後はクラウスが高らかにサビを歌う!

凄すぎ。

4)Top Of The Bill

ルドルフの切り裂く様なリフから、ウリのギターは吼える!

クラウスは力強く歌い出す!合いの手のギターも吼える!

クラウスの高音も凄い!ギターはひたすら吼える!ワイルドだ!

5)Living And Dying

スローバラード。イントロのギター哀しげには歌う。

クラウスは人生を切々と歌う。演歌に通じるものがある。

再びギターは哀しげに歌う。

クラウスは人生の哀しみを歌い、幕を降ろす。

Side 2

6)Robot Man

ノリノリのハード・ロック!

ギターは勢い重視のプレイ!

つべこべ言わずノるのだ!

7)Evening Wind

荘厳に始まり、淋しげなブルーズを思わせる曲調になる。

クラウスのヴォーカルはムードを醸し出す。

サビは思いを込めて歌い上げる!

ギターは淋しげな空間に泣き声を上げる。

淋しげなスキャットに包まれ、消えて行く。

8)Sun In My Hand

ウリの世界が広がる!

ウリの歌声とギターがユニゾンする!

ギターは吼える!

そしてギターはハーモニーを伴い華麗なフレーズを次々に繰り出す!

これは見事なエキシビション・プレイだ!

9)Longing For Fire

メジャーキーで非常にキャッチー。

クラウスの歌声は官能的。

ウリのギターは華麗に舞い、空へと突き抜ける!ストラトでありながらスカイ・ギターを感じさせる!

素晴らしい!

10)Night Lights

しんみりとしたムードのあるインスト。

ウリの味わい深いギターを堪能出来る。

贅沢な曲だ。

この時代のスコーピオンズの音楽はまさに奇跡だ。レインボーとは違う欧州の美を感じる。

クラウス・マイネ、ルドルフ・シェンカー、ウリ・ジョン・ロートのチームは凄かった。

〈SCORPIONS〉

Klaus Meine:Vocals

Ulrich Roth:Lead Guitars, Vocals

Rudolf Schenker:Guitars

Francis Buchholz:Bass

Rudy Lenners:Drums

SCORPIONS / In Tranceを語る。

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お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

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第151話 キャメル/ムーン・マッドネス「月夜の幻想曲」 を語る

キャメル/ムーン・マッドネス「月夜の幻想曲」1976年 発表。

名盤「スノー・グース」に続く新作は再びヴォーカルを取り入れた、月夜の冷たい空気が漂う幻想曲。

「キャメル」の魅力は色々ある。美しいメロディー、叙情性、幻想性、物語、安らぎ、ドラマチックな展開、ジャズの様な軽妙なリズム、スリリング、泣きのギターなど。

これらがバランスよく混ざり合い、絶妙な味わいを醸し出す。

この「 ムーン・マッドネス」は「キャメル」の歴史の中で最も充実していた時期だと思う。

オリジナル・メンバー全員が揃っていた最後のアルバムでもある。

「キャメル」は本当に素晴らしかった。

あの頃を思い出す。

〈MOONMADNESS〉

Side 1

1)Aristillus〈アリスティラスへの誘い〉

ピーター・バーデンスの美しいシンセサイザーが舞うインスト。月旅行に出発するイメージが浮かぶ。

2)Song Within A Song〈永遠のしらべ〉

ゆるやかでたおやかな空気に包まれる。フルートも美しい。

幻想的なヴォーカルは安らぎを感じさせる。

大きなリズムに乗ってリフが繰り返される。そして軽妙なリズムでシンセサイザーは歌う。この雰囲気は何とも言えないキャメルらしい流れだ。

最後は一つのメロディーが繰り返され盛り上がって行く。

ファンタジーを感じる。

3)Chord Change〈転移〉

こちらも軽妙で複雑なリズムに柔らかいメロディーが乗り、何ともキャメルらしい。少し「スノー・グース」の流れを感じる。

スロー・パートのギター・ソロも味わい深い。そのままキーボード・ソロにつながる。

再び軽妙なリズムにチェンジ。このジャズっぽいところが魅力。

聞いていて気持ちがいい。

4)Spirit Of The Water〈水の精〉

叙情的で淋しげな小曲。これもキャメルの一面。

Side 2

5)Another Night〈月夜の幻想曲〉

ハード・ロック的な力を感じるナンバー。しかし叙情的だ。

ギター・ソロは上手く組み立てられていて、ドラマチック!

エンディングでオルガン・ソロから再びギター・ソロにつながり、たっぷり聞かせてくれる。

6)Air Born〈ゆるやかな飛行〉

キャメルの曲の中で、1~2を争う叙情的ナンバー。この曲のファンは多いはずだ。

フルートから始まるが、このメロディーの美しさは、ただ事ではない!

続くギターのメロディーの美しさも、ただ事ではない!

それに続くヴォーカルの美しさも、ただ事ではない!

間奏のフルートの美しさも、ただ事ではない。

そして幻想的なフレーズが続く。

再び登場するヴォーカルの美しさも、ただ事ではない!

エンディングのシンセサイザーの美しさも、ただ事ではない!

美しいメロディーの連続に気絶しそう。

7)Lunar Sea〈月の湖〉

このアルバムのもう1つのハイライト。

月の神秘を感じるシンセサイザー。

そしてジャズなリズムの上に、切り裂く様なギターが飛翔する!この緊張感はただ事ではない!

少し落ち着けるリズムになり、はずむ様なベースが印象的なメロディーを繰り返す。

そしてシンセサイザーは、再び私達を月旅行に連れて行く。何ともいい気分になる。

再びジャズなリズムになり、ギターは余す事なく存分に弾き倒される!リズムもどんどん激しさを増す!これは凄い!

最後のリフを繰り返しつつフェードアウト、月の神秘のシンセサイザーが再び現れて幕をゆっくりと降ろす。

キャメルの才能が惜しみ無く注ぎ込まれた、圧倒的な名曲!

残念ながらこのアルバムを最後にダグ・ファーガソンはキャメルを脱退する。後任は何とリチャード・シンクレア。

〈CAMEL〉

Andy Latimer:guitars, flute, vocal

Peter Bardens:keyboads, vocal

Doug ferguson:bass, vocal

Andy Ward:drums

そしてピーター・バーデンスのご冥福をお祈り致します。

CAMEL / Moonmadnessを語る。

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トリスタン

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