第 17 話 ジューダス・プリースト/背徳の掟 を語る

ジューダス・プリースト/背徳の掟 1984年発表。

最高傑作であり、アイアン・メイデンの「魔力の刻印」と並びヘヴィ・メタルの歴史的名盤!ヘヴィ・メタルとは何か?その答えの全てが詰まっている!

メタル・ゴッド、ロブ・ハルフォードの空間を切り裂く驚異の歌唱!

ドラマチックな展開!感動的ツイン・リード!

収録曲の圧倒的クオリティーと荘厳な世界観!

「Defenders Of The Faith」と言うタイトルが示す崇高な精神性!

まさにヘヴィ・メタルの頂点を極めた作品である!

〈Defenders Of The Faith〉

side A

1)Freewheel Burning

唐突にギターのA音の高速8分刻みが始まり疾走するビートに徐々にリフが乗って来る!ホイールは土煙を上げて爆走を始めた!

メタル・ゴッドのヒステリックなハイトーンは行く手を遮る物、全てを切り裂いて進む!身震いする程の名曲である!

中間部の早口ハイトーンは聞く者を異次元へ連れて行き、「With Victory on high!」でトドメを刺す!

そして圧巻のギター・ソロである!様式美的メロディーが心を震わせ、続くアルペジオ風フレーズがハーモニーを重ねる様は感動的である!戦う男の哀愁を感じさせる!

サビの繰り返しの後の最後のハイE音は鳥肌ものである!永遠の名曲!

2)Jawbreaker

イントロは魔界の帝王が姿を現したかの様である!メロディーは哀愁たっぷりで、キメの「Jawbreaker!」にはもうひれ伏すばかりである!

細かい部分のアレンジも行き届いているし、トム・アロムのプロデュースも素晴らしい!

ハルフォードのライヴでもよく取り上げられた永遠の名曲!

3)Rock Hard Ride Free

イントロのこの哀愁はどうだ!そしてツイン・リード!完璧である!そしてサビの「Rock Hard! Ride Free!」の勇壮な雄叫び!涙を流して共に叫ぼうではないか!

永遠の名曲!

4)The Sentinel

厳粛なムードが漂うギター・フレーズから始まり、我々を地獄へと連れて行く!メタル・ゴッドの壮絶な叫びには誰も逆らえない!

ギター・ソロの後に続く「Now facing as another~」で語り部がこの地獄の惨劇を語っている様なフレーズはその光景が目に浮かぶ様である!

しかし物凄い歌詞だなこれ。永遠の名曲!

side B

5)Love Bites

突如予告も無しに現れた新路線の曲!次作「Turbo」への音楽性の変化の伏線になっていたのか!これはこれで名曲!

6)Eat Me Alive

ヤバい雰囲気が伝わって来る疾走曲。メタル・ゴッドの圧倒的表現力によって非凡な名曲に仕上がっている!

恐ろし気なタイトルだが歌詞対訳を見ると「少し手かげんしてくれ」となっている。

7)Some Heads Are Gonna Roll

レジスタンスの精神に溢れる世界を表現しており、思いの他美しいメロディーに仕上がっている。

歌詞対訳を見ると「きっと不満が吹き出すだろう」となっている。

8)Night Comes Down

柔らかいギターの音が気持ちいいイントロ。ロブのムーディーな歌唱が心地よい。壮大に盛り上がっていく所は感動的!

伝統的ブリティッシュ・ロックの流れを感じさせる名曲!

9)Heavy Duty

クイーンの「We Will Rock You」に対する返答か?勇壮なメタル讃歌である!

10)Defenders Of The Faith

引き続き、非常に重い意味を持つタイトルが繰り返される!

ジューダス・プリーストは自らに課せられた使命に、真正面から立ち向かう強い決意を世界に向けて宣言した!

ジューダス・プリースト共にヘヴィ・メタルは存在する!

Keep the Faith !

〈Judas Priest〉

Rob Halford:Vocals

Glenn Tipton:Guitars

K.K. Downing:Guitars

Ian Hill:Bass

Dave Holland:Drums

そしてデイヴ・ホーランドのご冥福をお祈り致します。

Judas Priest/Defenders Of The Faithを語る。

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お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

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“第 17 話 ジューダス・プリースト/背徳の掟 を語る” への 2 件のフィードバック

  1. ぼく、ブースカれす より:

    このアルバムはプリーストの中でも一番聴いている、捨て曲無しの名盤ですよね
    一曲目から掴みが抜群過ぎる疾走感と、ロブさんの超絶早口高音サビは人間技ではありませんよ\(^o^)/

    それにしても6曲目の『Love Bites』は、数年後のデフ・レパードと同名異曲ですが、向こうは読み方そのままの邦題ですが、こちらは『欲望の牙』と邦題が付いていますね。何故かメタル系は英語をそのまま読む邦題よりも、こちらで考えた邦題が意外と似合っていると思っています

    1990年代辺りから(変な邦題も多かった反省からか)大半の邦題はそのままの読みになっている傾向ですが、これは日本の文化として残しておきたいと思っていたりします
    スリップノット辺りは、読み方のみの邦題が味気なさ過ぎてしまう印象になります…(^◇^;)

    プリーストはアルバム『贖罪の化身』だと久々に大半の曲に邦題らしい邦題が付けてあったのは、なんだか嬉しかったですよ(^^)

    1. トリスタン より:

      力の入ったコメント、ありがとうございます!おっしゃる通り、捨て曲無しの名盤ですね!
      私も一番好きなアルバムです。
      邦題はとてもセンスが要りますね、良いモノは素晴らしいですが、曲によってはどの曲の事か分からないモノもありますし、無難に流れたのでしょうね。
      良い邦題がつけられた曲は確かに嬉しくなりますね!
      担当の方にはがんばって貰いたいですよね。

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