ブラインド・ガーディアン/フォロー・ザ・ブラインド 1989年発表。
ハロウィンの登場によってジャーマン・メタルのムーブメントが勃発！その中でも最高のグループがこのブラインド・ガーディアンだった！
まさにメロディック・パワー・メタルの象徴と言えるサウンドで、圧倒的パワー、スピードとトールキンの指環物語が融合した世界観は凄まじかった！
カイ・ハンセンがゲストで参加したこの2ndアルバムが、今だに私のフェイバリットであり、ライヴでプレイされる「Banish From Sanctuary」と「Valhalla」こそが、最高傑作である！
〈Banish From Sanctuary〉
荘厳なイントロダクションに導かれ、強烈に疾走を始める！ハンズィのヴォーカルは力強く、CmからFmにかけて声を伸ばす所が神秘的だ！
「No tuning back !」
サビは荘厳な響きがあり、神話の世界に入り込んだ様である！このサウンドはブラインド・ガーディアンならではで、病みつきになる！
ギターは特別なプレイをする訳では無いが、曲の中で印象的なメロディーを導入し、この音楽を形成する上で重要な役割を果たしている。
再びヴォーカルが登場し、最後にサビが繰り返される。ギターがキメのメロディーを奏で、劇的に終了する！
〈Valhalla〉
「High In the Sky !」
ハンズィの雄叫びと共にドラムが勇壮に轟き、一瞬にして北欧神話の世界が眼前に広がる！
そして怒涛の如く疾走する！もはやこれだけで全身の血は逆流する！
「So many century !」
そしてカイ・ハンセンのヴォーカルが登場する！この瞬間ハロウィンの「Walls Of Jericho」の伝説が蘇る！
超絶ハイトーンからギターのテーマ・メロディーへ、そしてサビへ！
「Valhalla ! Deliverance !」
ヴァルハラと共にある戦士達の勇壮な雄叫びがこだまする！神々の黄昏は目前である！しかしこのメロディーとコード進行の組み合わせは神秘的で幻想的だ！
ラストのサビの繰り返しは、ライヴに於いてオーディエンスが延々と歌い続ける！そう、この歴史的名曲を終わらせたくないのだ！
焚き火の前で演奏する吟遊詩人の如く、アコースティック・ギターの調べで幕を閉じる。
伝説はまだ続くであろう。
〈Blind Guardian〉
Hansi Kursch：Vocal＆Bass
Andre Olbrich：Guitars
Marcus Siepen：Guitars
Thomas Stauch：Drums
Blind Guardian / Follow The Blindの名曲 Valhalla を語る。
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トリスタン
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