第 32 話 ブラック・サバス/悪魔の落とし子 を語る

ブラック・サバス/悪魔の落とし子 1983年発表。

ロニー・ジェイムス・ディオ脱退後、新加入したのは何とイアン・ギラン!

賛否両論らしいが、私は一発聞いてこれ以上無い、完璧な組み合わせだと思った!

曲調は悪魔的要素が濃くなっており、その上を圧倒的なパワーで全てをねじふせ、キングギドラの様に荒れ狂うハイトーン!イアン・ギランのヴォーカルは、まさに魔界の帝王が出現したかの様だ!

例えばサバスのクラシック・ナンバーをロニー・ジェイムス・ディオやトニー・マーティンが歌う事に大きな期待を寄せる人は少ないと思うが、イアン・ギランがその狂気のハイトーンと共に歌うのは圧倒的興奮を伴う!それはレディング・フェスのライヴを聞いて頂ければ解る!客の盛り上がりも凄い!

ここにブラック・サバスの究極の姿が完成したと思った!とんでもない禍々しさである!作った本人達も、そう思ったに違いない!現在のブラック・メタルも相当なものだが、まずはこれを聞いてからだ!

〈BORN AGAIN〉

side A

1)Trashed

まさに重戦車の如く、圧倒的なパワーで全てを破壊し、突き進む!とんでもない世界の幕開けである!

2)Stonehenge

キーボードによる情景描写になっている。

3)Disturbing The Priest

ついに魔界の帝王の登場である!悪魔的要素を押し進めた曲作りで、世界を破壊し尽くす光景が目に浮かぶ様である!最後の笑い声が決定的!

4)The Dark

次の曲の導入になっている。不気味な情景描写。

5)Zero The Hero

非常に重厚な曲だが、まともなハード・ロックらしい曲調になっている。ギター・ソロがたっぷり聞ける。

side B

6)Digital Bitch

アップテンポの正統派ハード・ロックになっている。しかしイアン・ギランのパワーは凄まじい!

7)Born Again

ドラマチックなバラードで、イアン・ギランの圧倒的パワーと表現力が堪能出来る。

8)Hot Line

リフが「Smoke On The Water」に似ている正統派ハード・ロック。ハイトーンが凄まじい!

9)Keep It Warm

スローでヘヴィなナンバー。70年代的テイストが感じられる。ギター・ソロが続く中でアップテンポになり、またスローに戻る。わりと聞きやすいハード・ロックとなっている。

現在のイアン・ギランとは別人の様な圧倒的パワーが堪能出来る名盤と言える。

〈Black Sabbath〉

Tony Iommi:Guitars

Ian Gillan:Vocals

Geezer Butler:Bass

Bill Ward:Drums

Black Sabbath/Born Againを語る。

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トリスタン

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