第175話 フェア・ウォーニング /GO! を語る

フェア・ウォーニング/ゴー! 1997年発表。

フェア・ウォーニングは自らの使命を自覚して、大いなる飛翔を果たした名盤を作り上げた!

フェア・ウォーニングの音楽にはポジティブなエネルギーが溢れている事は周知の事実だが、あらためて思い知った。

私事だが、長年可愛がって来た愛犬が永眠した。

嘆き悲しんだ。音楽も聞けなかったし、当然ブログも書けなかった。

数日してフェア・ウォーニングのこのアルバムを聞いたが、信じられない程のポジティブなエネルギーが湧き上がり、音楽を聞く喜びを取り戻した。

色々な音楽を聞いた。聞く事で悲しみを紛らわした。ブログも1回書いた。

それでも悲しみは襲って来る。美しい音楽を聞いて心を癒そうとした。

あれから2週間以上過ぎた。また悲しみを癒すために、美しい音楽を聞いたがどうもしっくり来ない。

そうだ!フェア・ウォーニングの「ゴー!」だ!それしか無い!私は聞いた。

するとどうだ、我が愛犬が翼を広げて天空を大喜びで、自在に翔び回るビジョンが浮かんで来た!

これは!

私の心は歓喜に溢れた!暗く沈んでいた顔に、心からの微笑みが浮かんで来た!天国にいる様だった!

私は再び救われた!

フェア・ウォーニングはまさに天からの使いなのだ。

トミー・ハートの歌声、ヘルゲ・エンゲルケのウリ・ジョン・ロートを思わせるギター、アンディ・マレツェクの華麗なギター、ウレ・リトゲンのソングライティング、C.C.ベーレンスの躍動感のあるドラム、全てが素晴らしい!

これからもフェア・ウォーニングを聞いてポジティブなエネルギーを、今は亡き愛犬と共有して行こう!それが何よりの供養になるだろう。

〈GO!〉

1)Angles Of Heaven

イントロのリフのギターの音色が、ナチュラルなシングル・コイルのオーバードライブで切れ味も鋭くカッコいい!

詳細は第68話に書きましたが、本当に素晴らしい曲だ!

第68話 エンジェル・オブ・ヘヴンはコチラ

そしてギターは天空を舞う天使の様だ!

2)Save Me

これ程までに心を高揚させる曲があるだろうか?

詳細は第78話に書きましたが、心が沈んでいる全ての人に聞いて欲しい名曲だ!

第78話 セイヴ・ミーはコチラ

私は救われた!

3)All On Your Own

最高傑作と思うバラードです。これ程素晴らしいメロディーが作れるとは信じられない。フェア・ウォーニングにしか出来ない世界感がある。

アンディ・マレツェクのギター・ソロも本当に美しい!

ポピュラーのスタンダードの名曲を思わせる名曲。

4)I’ll Be There

ボン・ジョヴィの様なヴァイブを感じる暖かい曲だ。包容力があり、まるで心の底から安心出来る居場所に帰ってきた様だ。

ツイン・ギターも美しい!

フェア・ウォーニングはただのメロディアス・ハードとは明らかに違う!

5)Man On The Moon

ナチュラルなギターの音色がやはりカッコいい。不思議な浮遊感があり、なんとも心地よい。

ギターの泣きも素晴らしい!スカイ・ギターの本領発揮というか生命の躍動があり、本当に歌っている!

6)Without You

マイナーのバラード系だが、暗さはなくリラックスして聞ける。こう言う曲の役割は結構大きい。

7)Follow My Heart

アコースティック系の明るいバラード。心暖まるひとときが味わえる。

こう言う人達と仲間になりたいと思う。

8)Rivers Of Love

マイナーで始まるバラードだが、サビは「All On Your Own」にも匹敵する感動が炸裂する!凄い!ひとつのアルバムにこれ程のバラードがまた登場するとは!(変な日本語)

底なしの才能を感じる!

9)Somewhere

そう思っていたら、またしても凄く感動的な曲が登場した!一体どうなっているんだ!

このアルバムは化け物か?(シャア風に)

10)Eyes Of Stranger

異国情緒の漂う哀愁のバラード。もうここまで来たら驚かない!

この人達はいい曲しか作れないんだ!

恐るべし…

11)Sailing Home

ジーノの流れを汲むオリエンタルなイントロが聞こえてニンマリする。いいねえ~そう来なくちゃ!

マイナーのミドルテンポで、文句無しの名曲!アルバム後半でも曲のクオリティーは全く下がらない!

12)The Way You Want It

またしてもバラードの名曲!この曲もスタンダードの様な風格があり、味わい深い。

ストリングスとか入れたらもっと良くなりそう。

13)The Love Song

淋しい風が吹く哀愁のバラード。エンディングの盛り上がりが素晴らしい!

最後まで完璧な曲ばかり並んでいる。

世界はもっとフェア・ウォーニングを評価するべきだ!

このアルバムを聞かない人生なんて…。

〈FAIR WARNING〉

Tommy Heart:Vocals

Ule W. Ritgen:Bass

Helge Engelke:Guitars

Andy Malecek:Guitars

C C Behrens:Drums

FAIR WARNING / GO! を語る。

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お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

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