ロイヤル・ハント/パラドックス 1997年発表。
新ヴォーカルにD.C.クーパーを迎えたロイヤル・ハントがその人気を不動のものにした歴史的名盤!
キリストをテーマにしたコンセプト・アルバムと言う事だが、どう言う物語が展開しているのかよく解らないので、語りません。
とにかく曲が素晴らしい!名曲のみで構成された隙の無い完璧な作品である!そのクラシカルでドラマチックなサウンドとD.C.クーパーの深い表現力が、至高の芸術作品を生み出した!
しかし曲から滲み出る悲しさは只事では無い!胸が締め付けられる様である!この主人公はどれ程辛く悲しく悲惨な人生を送ったと言うのだろう?
それでは「The Awaking~River Of Pain」をお届けしましょう。
<The Awaking>
風と雨の音が聞こえる中、ギターのアルペジオが悲しく鳴り響く。
Standing at the crossroad~
D.C.の悲痛な歌声が語り始める。これから起きる悲劇を…。
down the long way home~
原初的な太鼓が打ち鳴らされ、呪術的な声が。
<River Of Pain>
ミドルテンポのリズムに、ロイヤル・ハントの代表的コード進行が荘厳に響き渡る!
I don’t believe in tomorrow~
D.C.クーパーの歌声は悲しみに満ちている。
この美しいメロディーの裏側にどのような悲劇が秘められているのだろうか。
北欧ではあるが、ロシアの風情を感じる。
The river of pain !~
タイトルがコーラスと共に響き、イントロのフレーズと重なり、圧倒的悲劇を演出する!
悲しみは語り続けられる。
River Of Pain !~
サビで悲劇感は洪水の様に押し寄せる。
そしてギターは男を憐れむ様に悲しき旋律を奏でる。
アップテンポでオルガンが唸る!
変則的リズムでキーボードが華麗に舞う!
そしてイントロのコード進行がパワー・コードで鳴り響き、男は語り続ける。
そして男は旅立つ…
苦しみの河―
…男はこの後どの様な運命をたどるのか?
そしてロイヤル・ハントの運命は?
〈ROYAL HUNT〉
D.C. Cooper:Vocal
Andre Andersen:Keyboads
Jacob Kjaer:Guitar
Steen Mogensen:Bass
ROYAL HUNT / Paradox の名曲 River Of Pain を語る。
価格:110円 |
お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。
トリスタン
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