第 42 話 エア・アパレント/ワン・スモール・ヴォイス を語る

エア・アパレント/ワン・スモール・ヴォイス 1989年発表。

クイーンズライクのフォロワーと言われていたが、共通点は僅かで、このアルバムでは独自の音楽性を確立していたと言える!

ジェフ・テイトと言うよりはマイケル・キスクにそっくりなVo.スティーヴ・ベニートの歌声が私は好きでしょうがなかった!

非常に官能的で美しい歌声であった!マイケル・キスクのファンはぜひ聞いて欲しい!

音楽的にも奥深いものがあり、プログレッシブ・メタルと言う言葉では言い表せない表現力があった。

その後、ライヴだかデモだかが収録されたCDが秘かに発売されて、大喜びで買った覚えがある。

〈One Small Voice〉

side A

1)Just Imagine

何やら不穏な雰囲気が漂うイントロから続いてスティーヴ・ベニートのヴォーカルが入る。中音域から高音域へ、美しく翔けのぼる!そしてエモーショナルだ!メロディーも哀愁がある!

ギター・ソロはムダに速弾きをせず聞かせてくれる。歴史的名曲!

2)Crossing The Border

シーケンスされたキーボードにベース、ギターが順に加わる。そして疾走!スティーヴのハイトーンを目一杯聞かせる名曲!手に汗握る緊張感がある!

3)Screaming

ミドルテンポの普通のメロディック・ロックの様だが、2コーラス目で驚異の超音波ハイトーンが炸裂する!

4)Alone Again

メジャー・キーのスローバラード。スティーヴ・ベニートの歌唱力、表現力、エモーションが存分に堪能できる名曲!最後の高音で声を伸ばす所が素晴らしい!

5)Cacophony Of Anger

シリアスなイントロから始まる怒りに満ちた曲。こう言う曲はサンクチュアリのウォーレル・デインが歌うと丁度いい。

6)Sound Of Silence

サイモン&ガーファンクルのカバー。二人でハモるのではなく、スティーヴ一人のヴォーカルのバックで、厚いコーラスが響き渡ると言う斬新なアレンジになっている。

side B

7)We The People

アメリカ政府に対するメッセージと言えるタイトル。地球が直面している諸問題に警鐘を鳴らす歌詞で、ジャケットのイラストはこの曲を表現しているのだろう。

プログレッシブなイントロ、そして歌い出しのメロディーがクイーンズライクの「The Warning」に似ている!しかしそんな事は関係ない!この美しいメロディー!エモーショナルなハイトーン!歴史的名曲である!

8)Young Forever

疾走するハード・ロックだが、少し作り方がラフである。

9)One Small Voice

非常にシリアスな空気が漂うスローバラード。やはりスティーヴ・ベニートの表現力が素晴らしい!

10)Decorated

美しいピアノが印象的なイントロ。そしてじっくりと思いを込めて切々と歌い上げるヴォーカル。哀愁漂う歴史的名曲!クライマックスのハイトーンは本当に素晴らしい!

11)The Fifth Season

悲しげでシリアスなバラードから始まるが、ほどなく爆発的盛り上がりを見せる!まるで最終戦争が始まった様である!有終の美を飾るが如く狂瀾の宴が繰り広げられる!

近年復活したらしいが、ヴォーカルがスティーヴではなく、いまいちなので買ってない。

〈HEIR APPARENT〉

Steve Benito:Vocals

Ray Black:Drums

Michael Jackson:Keyboads

Derek Peace:Bass

Terry Gorle:Guitars

HEIR APPARENT/One Small Voice を語る。

お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。

トリスタン

〈おすすめ記事〉

クイーンズライクの記事はこちら

★アメリカン・メタルの他の記事はこちら

★全記事、トップ・ページはこちら

【n694】送料無料 超お得 1280円 大粒クロスsvネックレス ゴールドcolor十字架 クリア ジュエリー メンズアクセサリー メンズ ネックレス ペンダント ゴールド アクセサリー プレゼント ギフト 新作 春 夏 春服 夏服 春夏 ファッション アクセONE 男性用 おしゃれ

価格:1,408円
(2020/6/10 01:42時点)
感想(19件)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です