GTR 1986年発表。
スティーヴ・ハウとスティーヴ・ハケットが組んだスーパー・バンドが制作した、エイジアの如く商業主義のメロディアス・ハード・ロックの名盤!
と思い込んでいたが、今聞いてみると「何じゃこれ、イエスじゃねーか?」と言うかイエスにしか聞こえない!
イエスもジョン・アンダーソン以外のヴォーカル作品が3枚あるので、このマックス・ベーコンのヴォーカルでもイエスで通用する。
これでジョン・アンダーソンが歌ったら本当にイエスだ!ジェフ・ダウンズがプロデュースしてるし!
スティーヴ・ハケットの要素はほとんど感じられず、唯一「Hackett To Bits」がモロにハケットの曲そのまま(Please Don’t Touch)なのと、「Imagining」のイントロのクラシック・ギターがハケット100%なぐらいだ!
イエス・ファンの方、もう一度聞き直して下さい。
それでは1曲目「When The Heart Rules The Mind」をお届けしましょう。
<When The Heart Rules The Mind>
キラキラとキレイなキーボードから始まり、ダダーンと壮大なバンド・サウンドがこだまする!いかにもこの時代のサウンド・プロダクションである!
軽快にリズムが刻まれ、ハウのギターが美しく舞う。そしてDメジャーの明るいサウンドからBマイナーの暗くシリアスなサウンドに移行する。
マイナーのメロディーを歌い出す。
Mother protect me !
マックス・ベーコンの美しい声が良く映える。そしてサビ。
When the heart rules the mind !
この辺りがメロディアス・ハードの名曲として認識され、その手のファンに愛されたゆえんだが、2コーラス終わってから
Seasons will change !
ここに来るともうイエス!そしてハウのギター・ソロが続く。
突如、ハーモニー・ギターがシリアスなメロディーを奏で、ダダーンと壮大に展開する!これはカッコいい!
サビが繰り返し歌われ、再び
Seasons will change !
が登場して幸福感に包まれて消えて行く。
素晴らしいこの曲によってメロディアス・ハードの名盤として語り継がれるだろう。私もメロディアス・ロックに分類します。
〈GTR〉
Steve How:Guitars
Steve Hackett:Guitars
Max Bacon:Vocals
Phil Spalding:Bass
Jonathan Mover:Drums
GTR の名曲 When The Heart Rules The Mind を語る。
お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。
トリスタン
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