ヴァンデンバーグ/誘惑の炎 1983年発表。
マイケル・シェンカーの様なギターをプレイする事で話題となった、オランダ出身のハード・ロック・グループ「ヴァンデンバーグ」の2ndアルバム。
HR/HMはもっとメロディーを重視すべきだという考えのもとに制作され、「Friday Night」「Different World」等、さらに美しいメロディーを持つ名曲がアルバム全体を占める名盤となった!
また、1stアルバムではマイケル・シェンカー同様、ギターにワウをかけていたが、それではあまりに似すぎているので、混乱を避けるため今作から使用をやめている。
注目したいのは、アルバムのラストに収録されている「Waiting For The Night」である!
<Waiting For The Night>
アコースティック・ギターによる叙情的で美しいフレーズが圧倒的テクニックをもって奏でられる。
そしてバンドが入って来て疾走するハード・ロックが始まる!ギター・リフは珍しくアルペジオが使われている。
ヨーロッパのグループらしい哀愁のメロディーが堪能出来る名曲で、北欧メタルファンも必聴である!バート・ヘイリングのヴォーカルも、貫禄があって素晴らしい!
ギター・ソロはもう文句なしで、マイケル・シェンカーとは一味違う、独自のスタイルを確立している!ラストの振幅の大きいビブラートも素晴らしい!
再びヴォーカル・パートが始まり、最後はサビがイントロのフレーズに繋がる。ヴォーカルとギターがその上を舞い踊り、感動的にフェードアウトする!
ヴァンデンバーグは素晴らしいアルバムを3枚残し歴史を終えた。なんか再結成するらしい。
〈VANDENBERG〉
Adrian Vandenberg:Guitar
Bert Heerink:Vocal
Dick Kenper:Bass
Jos Zoomer:Drum
VANDENBERG / Heading For A Stormの名曲 Waiting For The Night を語る。
価格:1,078円 |
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トリスタン
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