オジー・オズボーン/ダイアリー・オブ・ア・マッドマン 1981年発表。
オジー・オズボーンと故ランディ・ローズが遺した歴史的名盤の2作目。
こうして聞いて見ると、ランディのギターは、まだ生きている様な躍動感を持って耳に飛び込んで来る!そう、ランディはこのアルバムの中で永遠に輝き続けるのだ!
本当に素晴らしい楽曲とプレイが納められている!オジーの唯一無二の歌声と、ランディの心を捕らえて離さない美しくもスリリングなギター!
数多くの名盤が生まれたこの時代に於いて、間違いなく頂点に存在する一枚と言える!
しかし次の「Bark At The Moon」と並んでこのジャケット!何処までやる気じゃ!
〈Diary Of A Madman〉
side A
1)Over The Mountain
ドラムのフィルインと切れ味鋭いリフで始まる歴史的名曲!非常にオジーらしい曲調である。ギター・ソロは信じられないカッコ良さで、アームの使い方が天才的である!
クラシカルなプレイを得意とするランディだが、ロック・ギターのセンスも超一流である!
2)Flying High Again
ディストーションの効いたヘヴィなバッキングが印象的な歴史的名曲!オジーの粘っこい歌い方がいい。
ギター・ソロは1曲目と同様、曲の中の曲と言える程で、後半のライト・ハンドのコード進行の素晴らしさと、途中に挿入されるグリッサンドは効果抜群!
3)You Can’t Kill Rock And Roll
憂鬱な昼下がりの様な雰囲気で始まる歴史的名曲!非常に美しいメロディーが堪能出来る!アコースティック・ギターの使い方が素晴らしい!
サビが終わってイントロのフレーズに繋がるあたりは感動的!吼える様なギターが斬新。流れる様なプレイをしていたらどうなっていただろう?聞いてみたい!
4)Believer
これまたオジーらしいオカルト色のある歴史的名曲!イントロのベースとメインリフがいい。中間部の絶望的な描写と、続くギター・ソロはクライマックスと言える!何と言う表現力のあるギターだろう!
side B
5)Little Dolls
ヘヴィなリフが展開される中、明るく安らぎのあるメロディーが出て来ると思ったら、歌詞はなかなか残酷である!ギターはゆっくりとメロディーを聞かせる。
6)Tonight
メジャー・キーの感動的なバラード。「Good Bye To Romance」と並んでオジーの味わい深い名唱が聞ける。間奏のギターはさすがに美しい!エンディングはわりと感覚的なプレイで非常にスリリング!
7)S.A.T.O.
壮大なイントロ、マイナーのメロディー、そしてアップテンポのイキのいいハード・ロック。ギターのバッキングは非常にキレがいい。ソロは緻密に構築されている。
8)Diary Of A Madman
アコースティック・ギターの優しく不気味なアルペジオから始まり、ハードなリフが切り込む!非常にドラマチックな歴史的名曲!
ヴォーカルパートも不気味。サビは運命的悲しさが炸裂する!中間部は人類の宿命を背負い、神に懺悔する男の哀愁が広がる。(歌詞と関係無し)
ヘヴィなリフの後、不気味なギター・ソロが薄暗く汚ない狂人の部屋に響き渡る!ああ恐ろしい!
エンディングは混声合唱団と共に劇的に壮大に盛り上がる!狂人はどうなってしまうのか!
オジーは現在、パーキンソン病によって療養中である。非常に心配だが、早く良くなって下さい。
そしてランディ・ローズのご冥福をお祈り致します。
〈Diary Of A Madman 〉
Ozzy Osbourne:Vocals
Randy Rhoads:Guitars
Rudy Sarzo:Bass
Tommy Aldridge :Drums
Ozzy Osbourne/Diary Of A Madmanを語る。
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お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。
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