こんにちは、トリスタンです。
今日は私が個人的に選んだ最強のハード・ロック・ヴォーカリスト達を紹介したいと思います。
ロックの世界の中で、輝かしい歴史を残したヴォーカリスト達。人それぞれに好みは別れますが、私が選んだのはごくごく当たり前の方々です。
初心者の方の参考になればと思います。
今回はハード・ロック限定で、へヴィ・メタル・ヴォーカリストは次回に紹介したいと思います。
ハード・ロックとへヴィ・メタルの両方の経歴を持つヴォーカリストは重複して紹介する事になります。
そして順位はつけません。そんな無意味な事はいたしません。スポーツでは無いので。
〈ロバート・プラント〉
「レッド・ツェッペリン」のヴォーカリスト。驚異的なハイトーンが売りですが、声そのものがやはり素晴らしい!
あの凄まじい音楽に、詩とメロディを乗せて歌って来たキャリアは称賛すべきです!
そしてあの美しいルックス!ロック・ヴォーカリストはかくあるべきである!
わりと早い時期に高音域が出なくなったのは残念ですが、出ないなら出ないなりの表現があり、その魅力はあまり衰えていないのが凄い!
誰もが納得の最強ヴォーカリスト!
〈イアン・ギラン〉
「ディープ・パープル」のヴォーカリスト。こちらも驚異的なハイトーンが売りですが、基本的な声は中域のバリトンの様です。
頭から出すテクニックで、あの高音域を出しているらしく、強烈なインパクトを持った声です!
また「Speed King」の様なアグレッシブな歌い方が出来るパワーもあり、凄まじい!
パープルを脱退した後の「ギラン」で中高音域がパワーアップしてさらに凄い!
「ディープ・パープル」再結成に参加したが、脱退、再加入する!そして年と共に高音域は出なくなってしまった。
しかし現在も元気にパープルで歌っている。
〈クラウス・マイネ〉
「スコーピオンズ」のヴォーカリスト。そのまろやかな声が魅力。そしてやはりハイトーンが素晴らしい!
正真正銘のテノールと言える。一度は喉を痛めて、ヴォーカリスト生命は絶たれたと思われたが、奇跡的に復活!バンドはへヴィーなサウンドへと進化する。
今も元気に活躍中。
〈グレン・ヒューズ〉
第3期「ディープ・パープル」でメジャーになり、その後数多くのアーティストと共演する事になる、神の声を持つ男!
パープル時代はハイトーン過ぎて、声も細かったが、その後圧倒的なアグレッシブ・ヴォイスになり、今も尚衰える事の無い怪物の様なヴォーカリストである!
トニー・アイオミ、ゲイリー・ムーア、ジョン・ノーラムとの共演が素晴らしい!
ソロでも活動していたが、ジョー・リン・ターナーと組んだ事もあった。
現在「デッド・デイジーズ」に加入している。
〈デイヴィッド・カヴァデール〉
第3期「ディープ・パープル」でデビューしたブルーズ・ヴォーカリスト。パープル脱退後は「ホワイト・スネイク」で活躍し、世界的にブレイクする!
男らしい魅力に溢れるエモーショナルな歌声が魅力。やはりハイトーンも凄い。
ジミー・ペイジと組んでアルバムを出し、ツェッペリンを歌った事もあった。
今も尚元気に活躍中。
〈ジョン・ロートン〉
「ルシファーズ・フレンド」で素晴らしい歌声を披露し、その後「ユーライア・ヒープ」で活躍する。
わりとマイナーな存在だが、「ルシファーズ・フレンド」の「Ride In The Sky」が、あまりに素晴らしいので、紹介させて頂きました。
〈フレディー・マーキュリー〉
「クイーン」のヴォーカリスト。今世界で一番有名なんじゃないかな?
説明は不要ですね。最強です!
〈ロニー・ジェイムス・ディオ〉
「レインボー」の初代ヴォーカリスト。リッチー・ブラックモアと組んだ事により、まさにハード・ロックに魔力を出現させてしまった魔界の帝王!
中世の伝説をリアルに蘇らせるそのキャラクターは、他の追随を許さない!「Tarot Woman」「Stargazer」は歴史的名曲!
Long Live Rock ‘n’ Roll !
亡くなって10年になる。悲しい。
〈グラハム・ボネット〉
ロニーの後を継いで「レインボー」の2代目ヴォーカリストとなった驚異的な声を持つ男!
その後マイケル・シェンカーと組み、「黙示録」という名盤を発表する。
そして「アルカトラス」で劇的に復活!イングヴェイ・マルムスティーンを世に送り込んだ!
その圧倒的な声域と圧倒的なパワー!
「グラハム・ボネット・バンド」として活動していたが、最近「アルカトラス」の名前を復活させている。
現在も活躍中の怪物ヴォーカリスト!
〈ジョー・リン・ターナー〉
「レインボー」3代目ヴォーカリスト。素晴らしい歌声と素晴らしいルックスを持つ男!しかし当時は昔のファンには不評。
だが、「レインボー」の躍進に大きく貢献する!その後、イングヴェイと組み、さらに「ディープ・パープル」加入と、波乱の経歴を持つ!日本の梶山章とも組んだ!
そのエモーショナルな歌声は素晴らしい!ブルーズも見事!
しかし残念ながら「レインボー」再結成に参加し損ねた。
現在も活躍中?
〈スティーヴ・ペリー〉
「ジャーニー」のヴォーカリスト。ジョー・リン・ターナーと同様か、それ以上のエモーショナルさを持つ奇跡の男。
ソロに於いても大ブレイク!フレディー・マーキュリーに並ぶビッグ・ネームではないか?
ジャーニーは一度解散したが、黄金のメンバーで再結成する!しかしスティーヴ・ペリーはすぐに脱退してしまい、音楽の世界に姿を見せなくなってしまった。
が、嬉しい事に2018年、久しぶりにソロ・アルバム「トレイシズ」を発表した!
何と心に沁みる歌声だろうか。
〈ジョーイ・テンペスト〉
「ヨーロッパ」のヴォーカリスト。個人的趣味で選びましたが、実際、彼の様なヴォーカリストは他にいないのではないか?
日本に北欧メタルの旋風を巻き起こした男!
そして「The Final Countdown」は世界に吹き荒れた!
一度解散したが、ジョン・ノーラムを伴って再結成!
現在も活躍中。
〈マーク・ボールズ〉
「イングヴェイ・マルムスティーン」の2代目ヴォーカリスト。最強のハイトーンを持つ男!
その後色々な経歴を持つが、やはりイングヴェイと組むのが一番いい!
個人的に「Alchemy」が一番気に入っている!
しかしイングヴェイがああだからなあ。
いかがですか?選ばれて当然の方々ですよね。
次回は最強のへヴィ・メタル・ヴォーカリストを紹介します!
お越し頂き、ありがとうございました。また お逢い致しましょう。
トリスタン